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学区の支援級に決まるまで

年長の春から今に至るまで、就学問題と向き合ってきた記録。

5月と6月で
特別支援学校も、学区の小学校の支援級も、
さらには7月に入って、隣の学区の支援級まで見学をした結果、
のんびりゆったりとしていた隣の学区の支援級を希望しました。

しかし、学区の小学校には知的級も情緒級も有ったので、
小学校も教育委員会も
「越境入学はまかりならん!」という態度で。
まぁ、そりゃそうだ。ルールはルール。原則は原則。
それはこちらも充分承知したうえで、お願いしていたのですが。

挙げ句、学区の教頭先生は
「わが校には知的級も情緒級も有るので・・・
もしどうしても越境したいなら、それ以外の道を探るのはどうか?」
と、こちらに意味不明な提案までしてくる始末・・・。

知的でも情緒でもない・・・即ちそれは、肢体不自由ってコトで。
一応私が「知的でも情緒でも無いって、それって・・・?」と確認したら、
はっきりと「まぁ、肢体不自由枠とか」って答える教頭。

多動で困っているウチの子に、「肢体不自由枠」を勧めるって・・・
・・・それは、どう考えてもおかしいことでしょう。
教頭先生、何を考えてるの~?!
なかなかパンチの効いた、教頭先生からの有り得ないご提案でした・・・。

そんなこと言われちゃうと、こちらもやはり、感情的にこじれます。
そんなおかしな提案してくる小学校(主に教頭)に、
ウチの子達をお願いして大丈夫だろうか・・・?とか。

教頭先生も、支援級の先生もあからさまに
「支援学校へ~、支援学校へ~」というオーラを出してきますし。

もう、学区の支援級に行くぐらいなら、
一度は断られた支援学校に、無理矢理に希望を出してみようか!とまで
なげやりな気持ちになったりも、時にはしました。私。

これは園長先生にすぐに察知され、やんわりと、しかし情熱的に
「もっと話し合いを重ねて、たいちゃんとようちゃんのことを
小学校にもよく分かってもらいましょうね。
お母さん。ヤケになって支援学校希望!とか言わないでね」と
しっかり、クギを刺されました(苦笑)。

私と療育園 VS 学区の小学校は平行線のまま、
10月をむかえました。

そうしたら
10月になった途端、学区の教頭先生の態度がコロッと激変したのです。
本当に怖いぐらいに。

教頭先生は、療育園の園長に電話をかけてきて
(私に、ではないところが、これまた不思議・・・)
「たいちゃんとようちゃんが○○小学校に来てくれることが、
わが校の切なる願いです!」とまで、おっしゃってたらしい。

せ、せつなる願い・・・ですか。

電話を受けた園長先生、めっちゃ不審がってました(笑)。
そりゃそうだ。
9月末まではあんなに「支援学校へ~」オーラ全開だったのに。

小学校サイドに何があったかは分かりませんが、
こちらも 「そ、そこまで言っていただけるなら、よろしくお願いします」
という感じになりました。

しかし・・・
一体、何がどうなって、教頭先生はあんなに態度が変わったんでしょう?
怖くて、まだ訊けずにおります。

でも絶対、いつかは直接訊いてやる~。
だって、絶対おかしいもん。多動児に「肢体不自由枠」だなんて。
肢体のお母さん達だって、この話を聞いて教頭に怒ってたし。


そんなこんなで就学先決定までは色々有りましたけれど、
なるべく、皆さまにご迷惑をかけないように気を付けつつ、
親子共々、春からは学区の支援級1年生で頑張る所存です。


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障害児の就学先決定まで(1)

春からずっと、悩んでいた双子の就学先。

でも私は「悩んでいた」とは言っても、他の人の就学問題のお話を聞くと
『あー、私なんてたいして悩んでないんだわ~』ってぐらいです。

だって・・・

神経性胃炎になった、とか
円形脱毛症になった、とか、
そんなような話を当たり前のように、よく聞くので。

障害児の就学って、それだけ、親を深く悩ませるんだなぁ・・・って思います。

我が家の双子っちの就学先も、もちろんそれなりに悩みましたが、
うちの場合、残念ながら夫は戦力外なので、全くカヤの外。
全て私が動き、見学も行き、各方面に相談して決めました。

5月、6月。
最初に私が学区の小学校の支援級に見学に行ったら
「ホントにここ、支援級!?」ってぐらいにレベルが高くて、
『あぁ、うちの多動な双子はここではやっていけないな・・・』と感じました。

小学校の教頭先生も「うちの小学校の支援級は確かにレベル高いんですよ」、
「校外に脱走した子は今までに居ません」などと言い、
言外にではありますが、明らかに『特別支援学校へ~』という空気をにじませていました。


7月。
次に、特別支援学校に双子を連れて見学に行ったら、教頭先生に
「行動面で大変!というのは見ていたらよ~く分かりましたが、
療育手帳も3度だし(当時)、
こんなに言葉もたくさん出るし、身辺自立も出来ているので
この子達は支援学校の子ではありません。
学区の小学校と相談してください」と言われ・・・。

同じく7月。
学区の支援級も無理で、支援学校も違うと言われ、
半ば、やぶれかぶれで、隣の学区の支援級に見学に行ったら、
案外ここがえらく好感触で長男本人も気に入った様子でした。→関連記事


しかし、学区をまたいでの越境入学は本来NGというルール。

分かっちゃいるけど、3つ、小学校の見学に行って、
一番いい感じだったのが、隣の学区の支援級。

しかも、学区が隣とはいえ、
どちらも自宅から歩いてすぐに通える距離!

ここはとりあえず、親としてはダメモトで
「お隣の小学校に、越境したいです!」という希望を出すしかないでしょう。


つづく。



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「小学校、行きたいよー」

自閉症の子って、「オウム返し」をよくします。

全部、そのまんま、繰り返される。
そうすると、先方(子)の意思確認が出来ない・・・と。

私の気まぐれでさっき、寝る前の長男に
「・・・小学校、行きたい?」って聞いてみました。

長男は「小学校、行きたいよー」

疑い深い私が、訊き方を変えてみました。

私 「小学校、行きたくない?」
長男「・・・・・・・・」

あら? そこは黙るんだ?

私 「小学校、行きたい?」
長男「小学校、行きたいよー」(すかさず)


長男は、小学校見学にトータル3つ行ってます。

学区の小学校の支援級。
養護学校。
隣の学区の小学校の支援級。

その中で、長男が唯一、私に向かって
「小学校、行きたいよー」って言ったのは・・・・・・

隣の学区の小学校に行ってからの、数日間。


車がある駐車場とは反対の方向を指さして、
それは隣の学区の小学校の方向で。

「小学校、行きたいよー」って言ったのです。


それを聞いて、私、泣けました。

そうか、君はあの小学校に行きたいんだね。

でも、あそこは学区外。
通いたくても、越境になっちゃうから
なかなか許可が下りないんだよ・・・。

君が初めて、自分の意思で言った「小学校、行きたいよ」。
せっかくだから、叶えてあげたい。
それなのに、その願いを叶えることは正直とっても難しくて・・・。


反対に、学区の小学校見学に行ったら、
歩いて帰る帰り道に、顔を引きつらせて
「怖い、怖い、怖い・・・!」と半泣きになった長男。

ちなみにうちの双子、こういうデリケートな部分はほぼ無い子達。
一体、帰り道の何が怖かったのか・・・?


何かを非常に暗喩しているような気がする、母なのです。

こわいこわい。


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なぜ、取って付けたように就学問題

ずっと続きモノを主に書いてきていて、
なぜ、取って付けたように「就学問題」を書いたのかと言いますと、


自閉症の双子と暮らす、日々の生活が大変過ぎて、
就学問題をすっかり忘れてたからです。


忘れていたことすら、気づきませんでした・・・。


今、書いている続きモノの児相の一時保護は、
7月の前半からの二週間の間に起こった話なので、
リアルタイムの話ではなくて、ちょっと客観的に書けています。

リアルタイムの大変な話は私、さすがに書けないんです。
渦中に居る時は大変過ぎて、自分でも整理が出来なくて、文章化は出来ないんです・・・。

だからきっと、
今、起こっている困った出来事も、もう少し時間が経ったら書けると思います。


毎日、朝な夕なに辛くて泣いて、一日一日を過ごすのが精一杯で
毎日をアップアップな状態で暮らしていたので、


ちょっと久しぶりに会った職場の人に
「お子さん達の小学校、どうなった~?」と尋ねられ、
「あ、そういえば・・・小学校!!!」って思い出しました。 (>_<;


地域の小学校の教頭先生について、
ちょっと思うことがあるので、そのうちにまた書こうと思ってます。



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就学問題の今

今、どのような状況か、だけ書いておこうと思います。

5月後半に地域の小学校に私だけが行き、教頭先生との教育相談。
支援級と支援学校で悩んでいることを伝える。
この小学校の支援級の、あまりのレベルの高さに腰を抜かしそうになる。
「ここは、ウチの双子の居場所では無いな・・・」と、しょんぼりして帰宅。

5月末の地域の小学校の運動会。
長男を連れて行き、教頭先生にご挨拶だけ。

7月初旬、特別支援学校に双子を連れて、見学へ。
特別支援学校の教頭先生からは、
「この子達は支援学校の子ではないので、地域の小学校の教頭先生と相談してください」と言われる。



地域の小学校の支援級か、特別支援学校。この二択。

ウチの双子にとっては、どっちも「違う」感じ。
でも、どちらかを選ばなければならないルール。


どっちも選べない、困った状態です・・・。




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