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ある不妊治療専門医の言葉

これは不妊治療を頑張った友人から聞いた話なんですが、
そのドクターがあまりに痛快で、いつかブログに書きたいとずっと思っていたのです。


不妊治療では有名なクリニックが有って、
そこで不妊治療を受けたい人は、
必ず事前に説明会に参加しないといけないルールなのだそうです。

大変な不妊治療を、何の心構えも無く気軽に始められては困る!
大変な不妊治療でも気合を入れて本気で臨める人だけ、当院は受け入れる!という
クリニック側の強い思いがうかがえます。


この説明会の中で、専門医への質疑応答の時間に、ある女性が
「不妊治療して生まれた子に発達障害が多いというデータは
先生ももちろんご存知ですよね?!
出生前診断でダウン症は分かりますけど、発達障害って
生まれてしばらく経たないと分からないじゃないですか。
私、発達障害の子なんて生まれたら困るんです!」とまくし立てたそうです。

わーぉ・・・。引くわぁ・・・。

でもきっと説明会では
この手の質問、うんざりするほど受けてきたんでしょうね、専門医。

「親が変なら、子も変! 以上! ハイ、次!」



専門医、バッサリ!(笑)。

質問した女性は言葉を失って、着席したそうです(苦笑)。

そりゃそうなるわな。




うーん、でもね。
ウチの子は不妊治療せずに生まれてきたものの、
結果的に確かにすんごく変な子達だけどさー、
でもさ、
私自身は、そこまで変じゃないつもりで居るんだけどなー。
とも、私はそのドクターには言いたいわ(笑)。


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テーマ: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) | ジャンル: 育児

新ドラマ「リエゾン」おすすめ!

金曜の夜に始まったドラマ「リエゾン -こどものこころ診療所-」。

ドラマに出てくるのは
発達障害の児童精神科医と、
発達障害の新人研修医。

児童精神科なんて題材としてはかなりニッチだけど、あり得る話ですよね。
発達障害があっても、知的障害が無くて勉強が出来れば医師にはなれるし、
ドクターいわく、そういうお医者さん、多いらしいし。

過去記事→「医者なんてちょっと発達障害ぐらいじゃないと」


ドラマの中では発達障害の表現が随所に散りばめられており、
それらを見つけるのもちょっと楽しい(笑)。

山崎育三郎さん演じる医師が、大きい音が苦手でビクッてなっちゃったり、
松本穂香さん演じる研修医が、物の管理が苦手でいつも探し物してたり、
ADHDの女の子が、叱られてる最中でも壁のポスターに夢中になったり。

もちろん、障害児ママの苦悩も描かれています。

新人研修医の幼少期の思い出の中で、風吹ジュンさんが言う
「あなたはいい子なんだから」が、しみる・・・。

昔、小学校を退学させられた黒柳徹子さんが、
編入先のトモエ学園で小林先生に言われたのも
「君は、本当はいい子なんだよ」でした。

続きが楽しみなドラマです。
オススメです♪


Autism Day



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テーマ: テレビドラマ | ジャンル: テレビ・ラジオ

自閉症児の特徴の数々

コメントで「自閉症を確信したのはどういう点か?」と
ご質問いただいたことについて書こうと思っていたのに、
昨日の記事では結局ほぼ「可愛かった赤ちゃん時代の話」ばっかりに・・・。
ごめんなさい。
だって本当に可愛かったんだもーん(笑)。
赤ちゃんは一人よりも二人の方が可愛さ倍増です♡

20220911125631d78.jpeg


一歳半検診でひっかかり、自閉症について書かれた本を読んでみた私が
「・・・ウチの子も自閉だな、こりゃ」と
診断のついた二歳半までに徐々に覚悟を決めていったのは、
以下の自閉症児の特徴を二人が示していたからです。


一歳になっても、親のマネをしなかったこと。
(赤ちゃん芸の「お手々ぱちぱち」とか、
お名前呼ばれて、「お返事ハーイ!」とか、全然でした)
目が合わなくなったこと。
つまさき立ちをすること。
意思の疎通がとれないこと。
「パパ」「ママ」「マンマ」「ワンワン」などの言葉が出ないこと。
指差しをしなかったこと。
親の後追いをしなかったこと。

診断つくまでは、気になる違和感はこんなところでしたね。

ただ、自閉本に書いてある特徴の「くるくる回る」については、
そんなことは(まだ)していなかったので、
心のどこかで「まだ大丈夫!」とか思っていたのですが、

それについては、昔、ブログにも書いたことがありますねぇ。

関連過去記事 → 「2歳6ヶ月 くるくる回る自己刺激」



そういえば13歳になった今は、
幼児期みたいに、くるくる回ったりしなくなりましたし、
手のひらを目の前でヒラヒラしたりもしなくなりましたねぇ。
フェンスの横を、横目で駆け抜けたりもしなくなりました。

あ、たいちゃんのつま先立ち歩きだけは、そのまま残っています(笑)。
だから、たいちゃんのふくらはぎはすっごい発達してるんだわ( *´艸`)


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帽子が苦手な自閉っ子には

感覚過敏のせいなのか、自閉っ子は帽子を被るのが苦手な子が多いです。
幼い頃のウチの双子も、そうでした。
被せても被せても、すーぐに取っちゃう。

でも、三歳で療育園に入園すると、お散歩の時には帽子を被るというルール。
もちろん最初はすぐに帽子をポイッと脱ぎ捨ててしまっていましたが(苦笑)
日々の療育園生活で先生方が根気よく対応してくださったおかげで、
そのうちに帽子を被れるようになりました。

帽子を被るという不快さ < お外にお散歩に行ける魅力

彼らの中では、こんな感じに折り合えたのだろうなと思っています。



今の私は保育士として日々乳幼児と触れ合う日々を送っていますが、
やはり、帽子が嫌いな子も居ます。
かつての療育園の先生方と同じように、私も何度も言い聞かせて、
お散歩というお楽しみの為に、帽子を被ってもらえるように子供と接しています。

ある時、色んなタイプの帽子を試しに子供たちに被らせてみたのです。
この時にふと気が付いたのですが、
帽子を被るのが大嫌いな子でも、帽子によって、
被りたくないモノ、これなら被れるモノというのが有るようなのです。

どうやら、フニャフニャの柔らかい素材の帽子はお嫌い。
固めに成形されている帽子なら、案外イケる!

なので、「ウチの子、帽子を被ってくれなくてー」とお困りの親御さんには
「固めに成形されている帽子だと、被ってくれることもありますよ」と
ご提案しています。


これを踏まえて、今週の私は100均のセリアで、
麦わら帽子を5個買ってきましたー。
生徒3人分と、先生2人分。

あ、支援員さんの分を忘れた!
来週もう一個買っていこう。

双子の通う支援級では、畑作業をやる時間が有るので、
その時に皆でお揃いの麦わら帽子を被ったら楽しそう♪と思って。

帽子が嫌いなクラスメイトのゆっちゃんも、
やはり麦わら帽子は気に入ってくれたらしく、連絡ノートには
「ゆっちゃんは畑作業中、一度も帽子を脱がずにいました」と
書かれていました。
嬉しい♡

今度、畑作業の時間も授業参観しに行かなくっちゃ!
お揃いの帽子、きっと可愛い(笑)。

先日は日を分けて、美術と作業の時間も見に行ったし、

英語の先生にも「今度は英語もぜひ見に来てください!」と誘われているから
英語にも行かなくちゃならないし、
支援級中学生の母は、授業参観がなかなか忙しいです(笑)。


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24時間テレビの見方、それぞれ

24時間テレビを見るともなしに見ていたら、
夫が嫌そうに「これ、楽しい?」と私に訊いてきました。

私は
「そんなに見てないから、他に見たいのあるならチャンネル替えてもいいよ?」と答えました。
ドミノは、若い子達が一生懸命並べて頑張っていて、あぁ青春だなぁ!って感じで好きだけどね。

夫は、「俺はこの番組が嫌いだ」というから、なぜなのかを訊いてみました。
身体に障害があっても、コミュニケーションが取れてきちんと受け答えできる子供を、
自分の子ども(自閉症で重度知的障害あり)と比べてしまうと嫌になるのだそうです。

ま~だ、そんなことしてるのか、夫は。
じゃあわざわざ比べなけりゃいいのにー。
ホント、夫はそういうところ、ドMだなぁ(笑)。


夫はなおも
「じゃあさ、hanaさんはああいう会話の成立する身体障害の子と、うちの子みたいな子、
もし障害を選べるならどっちが良いと思うの?」と問うてくるので迷わず、


「選べるなら、あっちに決まってるでしょ!

うちみたいに共感の得られない知的障害児なんて、
いくら親だってね、可愛い可愛いと思って育てるの、めっちゃ大変なんだから!

それに24時間テレビだって、知的障害のある自閉症児なんて出てこないでしょ?
そういう子に『今、どんな気持ちですか?』ってインタビューしたって、
番組が盛り上がるような感動の良いコメントなんて、絶対に引き出せないもの。
場にそぐわない、トンチンカンで素っ頓狂なことを言うのが関の山。
番組の空気がビミョーになっちゃうから、そういう子は出せないんだと思うわー。

しかも、ウチにはそんな子しか居ないんだよ? しかも二人!
わー、終わってるぅ~(笑)」

と、毒舌ブラックモードで返答してやりました。

ぎゃふん。
無言になる夫。




ね、だから、そもそも比べるのがいけないんだってばー(笑)。
来年からは、比べるの辞めたら?



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