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障がいのある子の「親なき後」のお金の話

オーストラリア在住のmaikoさんがブログに書いて教えてくれた情報を
こちらでもシェアしたいと思います。
maikoさん、いつもお役立ち素敵情報をありがとうございます!

障がいのある子の「親なき後」のお金の話、という本を書いた
著者の鹿内さんの無料セミナーです。
8/23までの限定視聴。
私はさっそく見ました。二時間以上もあって長かったけど、見る価値あり!

私の保険の受取人を夫は「子供たちに変更したら?」と言いますが、
この動画を見て「うん、夫のままでOKだな!」と思いました。
そしてぜひ、これを夫にも見せようと強く思いました。
夫は双子の名義で結構な額を貯金しているので、もうそれ以上は要らないよ、と。

障がいの有る子には、お金をたくさん遺してもダメなんです。
だって、本人は上手に使うことが出来ないから。

だから子供に障害がある場合に大切なのは、
その子のためにちゃんとお金を使ってくれる人がそばに居ること。

幸い、双子が18歳で成人するまでにはまだ数年あります。
私達が親権を行使できる今のうちに
知ることが出来て良かった情報がたくさん有りました。

重度の知的障害が有る子を育てる全ての親御さん、これ絶対に見た方が良いですよ~。
軽度の子だったら、見なくてもいいかもです。
私も、後でもう一回見直そう。

期間限定なので、急いでシェア!

動画視聴のお申し込みはこちらです

▼  ▼  ▼  ▼

https://peraichi.com/landing_pages/view/v2xvd



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「さん さん さん」強力プッシュ☆

昨年、私がブックオフでふと手に取った、文庫本。
「さん さん さん」。



買ったものの、読み始めるまでは
「う~ん、障害児ばっかり3人の子の育児、かぁ・・・。
きっと重い、暗い、辛い内容なんだろうなぁ・・・」と勝手に思い込んで、
手元に置いたまま、読まずにしばらく寝かせていました。

ところが、実際に読んでみたら・・・

暗さは驚くほどに無く、軽妙な文体で読みやすく、
それなのに、随所にきらきらした育児の名言?がちりばめられている、
なんとも素晴らしい本でした。

私は何度も何度も読み返し、
何度も何度も泣き、
お風呂の中でも読んで、紙がシワシワになってしまっている位です。


先日、1時間ぐらい空き時間が作れたので、
いつもはなかなか行けないブックオフに行きました。

そしたら、見慣れた名前「佐々木志穂美」を発見!

私、すでにこの「さん さん さん」は持っていて、
泣きながら、何度も何度も読み返しているのですが、
もう絶版で、古書店でしか入手できない本。
これが絶版になり、
今はアマゾンやブックオフなどで中古しか入手できない状態なのが
非常にもったいない!と思っている私です。

出版社都合での絶版って、ホント、もったいないなぁ!
もっとたくさんの人に読んでもらいたい!!

私の愛読書です。
即効で、再度、お買い上げです!(笑)


ブックオフのレジで
「こちらの本だけ、ちょっとお値段違います(ちょっとだけお高い)ですが、
よろしいですか?」

と確認されました。


私は
「あぁ、高くても大丈夫です☆
その本、もう持ってるんですけど
すっごく良い本なので、友達に貸す用に
もう一冊買うんです。

すっごく良い本なのに絶版なので、ここの店でしか買えなくて、
だから、見つけたら、また買うんです」

と答えました。


レジの女性は
「この本、そんなに良い本なんですか!?
・・・まだ、棚に、有りました? (>_<;」 と言うので

私は「あ、ごめんなさい。
もう無いかも・・・」って答えたら

レジのF村さんは
「じゃあ、今度見つけたら読んでみます!
良い情報、ありがとうございました!」に言われました。

ブックオフの店員、F村さんにまで、
ささきさんの本を強力プッシュ☆しちゃいました。



次は、新刊のコレをオススメしちゃう予定です。





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障害児3人 子育て奮闘記(5)

ある方から頂いたコメントによって、
とっても書きたくなって、この記事を書いています。

moblog_0a07182e.jpg


もうそろそろ、
この「さん さん さん」の私の一方的な感想文は締めようかしら。
この本ってば、随所に「そうそうそう!」って強く思うところが多すぎて、
何かきっかけが無いと終われないというか・・・。


今回は、著者であるささきさんの、重度身体障害のご長男、
洋平君が就学の時期を迎えた頃のエピソードから。
以下、著者ささきさんの許可を得て転載。


洋平に地元の小学校で行われる就学前検診の案内が来たとき、
私はぽたぽた泣きながら、
「施設に併設されている養護学校(今は特別支援学校)に行くから、
そちらには行けましぇん」と学校に電話して言った。
就学前検診当日は、本当ならクラスメートであったろう子どもたちを陰から見て、
泣いた。本当なら、あの集団の中に洋平と私はいた。

ーーー「本当」ってなんだろう。

この現実こそ本当なのに、私はまだ、「本当なら」と空想の中の自分たちを追っていた。




そう。

障害児を育てる私たちの、
つい思い描いてしまう「本当」って、何でしょうね?

こうであって欲しかったイメージ?
勝手に「そうであるはず」と思い込んでいた未来?
夢にみていた将来像?

きっとその全てが、ないまぜになった、切ないモノなのでしょう。



私だって今でも時々、思うことがありますよ。
あぁ、本当なら・・・。って。



でも、その場合の私の言う「本当」とかいうヤツは
現実では、私の目の前に現れたことすら無いモノなんですけどね。


そしていつだって私のリアルの、本当の、現実では

やたらとピカピカした笑顔の、
やたらと幸せそうな双子ボーイズが目の前に居る(笑)。


これが、私の現実。
これが、私の本当。




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「障害児3人 子育て奮闘記」を紹介(4)

私の大好きなオススメ本「さん さん さん」の紹介文を書きます。
絶版とのことなので、新書は入手できない貴重な本です。
でも、とーっても良い本でオススメなので
著者のささきさんには、私のブログでの原文紹介の許可を得て、
記事を書かせていただいています。


moblog_0a07182e.jpg


長男の洋平君は、重度心身障害。
次男のダイ君は、高機能自閉症。
三男の航君は、知的障害のある自閉症。

そんな個性的すぎる三兄弟を育てたささきさんの育児奮闘記です。



長男の洋平君の睾丸が体内で捻転(ネジレ)を起こしたときのお話。
どんなに痛くても痛いと言えない洋平君。
睾丸が体内で壊死してしまうのは、さぞ痛かったでしょう。
大学病院で切除手術が行われたとのこと。


その章のタイトルは「まっくろたまたま」。
ささきさんのユーモアが、ちょっとだけ心を軽くしてくれます☆


以下、ささきさんの原文をちょっと長めに。



昔 夢を見たことがある。私は、ある薬をたった一つ手に入れた。
それは、障害をほんの少し軽くしてくれる薬なのだ。
ダイが飲んだら、普通の子になれる。
将来サラリーマンにはなれそうもないダイなのに、
障害者としての保護を受けにくいダイ。ある意味、一番の不安だ。
ダイに使えたらどんなに安心できるだろう。

でも、一分も一人で外を歩かせられない航が、ダイくらいに成長できたら、
どんなに素敵だろう。航に使ってやりたい。

だけど、私はその薬を洋平に使うだろう。
たった一言「痛い、助けて」と言えるように、洋平に使うだろう。
そう決心した。
決心したから、余計に悲しかった。そんな薬がこの世にないことが。




すでに何度も何度も読んでいるのに。
まさか、PCのキーボード叩きながら、また涙するとは!
私の涙腺、弱すぎ・・・。


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「障害児3人 子育て奮闘記」を紹介(3)

ID:9wuhsm

著者のささきさんは

長男が「左脳がほとんどない状態の寝たきり」で、
次男が「学習障害だと思ってたら、実は高機能自閉症」で、
三男が「重度の知的障害のある自閉症」。

moblog_94a88d19.jpg


私が「双子で自閉症」ぐらいで大変ぶっていたら
恐れ多くて恥ずかしくなるぐらいに、
この本の著者のささきさんの育児は
非常にバリエーションに富んでいて、
かつ大変なものだっただろう・・・と想像しています。


問題児扱いされていた次男君が、保育園を転園する際のエピソード。
面談中に次男君が新しい園で、おもらしをしてしまったそうです。

以下、転載。


「オムツは普通にとれているんです。なのに・・・・・・。ごめんなさい」
私は小さくなっているのに、みんな、
鼻歌まじりにダイのおしっこをふいてくださり、
着替えを貸してくださる。
それだけで私の張っていた心がクシャッとなった。
自分がぎりぎりの精神状態だったことに気がついた。



転載ここまで。


この「心がクシャッとなる」。
この表現、すごくイイ!

心がクシャッとなる。私は実感として分かる気がします。
ただ、私の場合。
心と一緒に顔もクシャッとなって、泣いていたはず。


別のエピソードでささきさんが
「まったく、昔の私はよく泣く。」と書かれていましたが、実は私もそう。


先日、双子が2歳児クラス時代の私を知っているある人(青いタントの人)に
「あの頃、あなたもよく母子登園しては泣いてたもんね~(にやにや)」と言われました。


そう。
よく、泣きながら母子登園してました。私が。

車の運転に差し支えるので、
なるべくなるべく、運転中は泣かないように気を付けて。

療育園の駐車場に入った途端にこらえきれずに、涙があふれて。


そういう時はいつも、
心がクシャッって、音を立てているような気がしていました。


その当時の、よく泣く私の、クシャッとなった心。

登園後に私の顔を見た先生が
「どうした?どうした?何があった?」と
優しく私の肩を撫でて、背中を撫でて、相談室に連れて行って
私の泣き言やら、愚痴やら、まっ黒な心のうちを吐き出させてくれることで、

クシャッとなった私の心のシワを、優しく伸ばしてくれました。


あの、あたたかなサポートが有ったからこそ、
今の私と双子が健在でいられるのです。

もしも、そうじゃなかったら・・・
あの優しい支援が無かったら・・・
きっと私は新聞沙汰の事件を起こしていた。

私は、そう思っています。


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