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毎回泣いちゃう、学習しない私

過去の「ドクターコトー診療所」のテレビの再放送をたくさん撮りためては、
空いてる時間に一気に見ています。
これは今の私の、一番の楽しい時間♪

もうすぐ全部見終わっちゃうけど・・・。

仕事の後の夕方の時間とか、
ほろ酔い晩酌タイムとか。
おかげで最近はすっかり、筋トレから遠ざかってしまっています・・・(苦笑)。

何年か前に、撮影当時は子役だった富岡涼君(原剛洋の役)が
役者としてあまりにも素晴らしいと思った私は、ググったよね。彼のその後を。

そして、その時にはもう彼が役者をすでに引退していたことを知って、
当時とても残念に思ったのを覚えています。

その彼が! 
引退した富岡涼君が、
今、上映している映画限定で役者に復帰していると聞き、
「・・・見るしかないか?!」と、心がざわついている1ファンです。


何度も何度も再放送で見ているはずのドクターコトーなのに、
話の筋だってすっかり覚えているはずのドクターコトーなのに、
何だったら、セリフすら覚えちゃってるところだってあるドクターコトーなのに、よ?

なのに、再放送を今回も見ては、ほぼ毎回、泣いてしまう私。
もうね、アタマか、涙腺のどっちかに大きな問題があるとしか!?(苦笑)。


これね、何度も見ている再放送だってこんな状態なんだから
今、上映している完結編の映画なんて見に行ったら、
周囲が引くぐらいに恥ずかしい大号泣すること間違いなし!

だから私、映画は絶対に見に行かないんだもん!
誰がなんと言ったって、ぜーったい、見に行かないんだからっ。

っていうか、見に行きたくても見に行けない、が正解・・・。



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テーマ: ひとりごとのようなもの | ジャンル: 日記

プールで泳ぎ納め

12/28(水)の夕方に、夫とたいちゃんペアが東京帰省へ旅立ちました。
やれやれ。やっと行ったわい。

たいちゃんが、
夏からあんなにも毎日毎日「12月、東京、たいちゃんの番!」と
何度もしつこく連呼するぐらいに東京行きを楽しみにしているんだから、
それならせめて、あらかじめ荷造りを大まかにでもしておけばいいのに。

いつも出発ギリギリにしか準備をしないモタモタした夫のせいで、
たいちゃんが若干不穏になっていましたが、大きな揉め事は無く、
なんとか無事に出発していきました。
セーフ!

残されたようちゃんの気を紛らわすために、
「よし!ようちゃんはママとプール行こう! (水泳の)Yコーチは来ないよ。
フリーコースで、ママと二人で遊ぼう!」と誘いました。

ようちゃんは、ノリノリ♪
「ママと、プール行く。
プール頑張ったら、ご褒美!」と言うから、
「ご褒美は何だっけ?」と私が返すと、
「リンゴジュース! Qoo。140円!」と、元気いっぱい(笑)。

夏場のプール後のようちゃんのご褒美は、
同じ自動販売機で売っていたメロンクリームソーダだったのですが、
最近、商品入れ替えが有って、ある日突然
大好きなメロンクリームソーダが無くなりました。

普通の?自閉症児なら、いつものお気に入りが急に無くなったりしたら、
そこでパニック起こすことだって当たり前だというのに、
ようちゃんはそんなの一切無しで、
「(メロンクリームソーダ無いなら妥協して) Qoo!リンゴジュース飲む!」
と切り替えできて、とってもお利口さんでした(*^-^*)。

泳ぎ納めの最終営業日のプールは、いつもよりも空いていました。

ようちゃんは、私とマンツーマンだったのが嬉しかったようで、
水から上げる息継ぎの瞬間の顔も、ずっと笑顔でした。

私も、水泳のYコーチに任せず、
ようちゃんだけに掛かりきりで、ようちゃんの泳ぎをずっと見守ることは
ずいぶん久しぶりだったことを思い出しました。

泳ぎ終わりのゴールで、私が迎えて、
両手で水中タッチすると、とても嬉しそうなようちゃん。

ようちゃんに
「そろそろおしまいにしようか?」と何度も声をかけても、
「もっと泳ぐ!」と答えるようちゃん。
えー、もういいじゃん。帰ろうよー、と私(笑)。

しかし、ようちゃんはその言葉通りに、Yコーチに習いはじめたであろう、
平泳ぎなのか、バタフライなのか分からないようなあやふやな泳ぎ方(笑)を、
一生懸命、何往復も練習する姿がありました。

そういうところ、ようちゃん、本当に偉いね。
見てると、胸が熱くなる。
鼻の奥が、ツンとする。

頑張るようちゃんの姿に、私も頭が下がります。


私も、クロール25mを最小限の息継ぎで泳ぐの、引き続きがんばろ。
今のところは、3回のブレスに凝ってます(笑)。



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連絡ノートを忘れた時

今は冬休み中ですが、
双子の支援級の担任の先生は、日々の連絡ノートを
それはそれは丁寧にたくさん書いてくれる先生です。
私は帰宅した双子のそれを読むのを楽しみにしているぐらいなのですが、
先日、連絡ノートを持たせ忘れてしまいました。

いつもと同じを大事にするたいちゃんは、
登校後のリュックに連絡ノートが入っていないことに気づくと、
「連絡ノート、無い! 連絡ノート!」と、ちょっとプチパニック。

しつこいたいちゃんにちょっとうんざりした私の様子を見て、
担任のA先生は
「たいちゃん、そんな時こそいつもの『ま、いっかー』だよ」
と声をかけてくれました。

「ま、いっかー」は、元々、去年までの担任の桜木先生の口癖でした。
それがいつしかたいちゃんの口癖になりました。
たいちゃんはいつも何でも「ま、いっかー」と言ってます(苦笑)。


あ、でももしかして、ようちゃんの方のリュックに入ってるかも。
と、ようちゃんのリュックの中を確認するも、やはりこっちも無い。

すると、一緒にようちゃんのリュックの中を覗き込んで確認したたいちゃんが
「連絡ノート、まったく無い!」と怒ったように言いました。

そうだね。たいちゃんのも、ようちゃんのも、どっちのノートも無いね。
今日は二人とも連絡ノートを持たせ忘れちゃったね。ごめんよー。

「ママ、忘れん坊だからさー、
次からはたいちゃんがちゃんと連絡ノート入れてよー」と私が言ったら、
次の日からは本当に
ちゃんと自分で連絡ノートをしっかりリュックに入れてくれるようになったたいちゃんでした。

自立度、すごいなー。


それにしても、「一冊も無い」を「全く無い」と表現するあたり、
たいちゃんの言語の表現力アップを感じました(笑)。


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テーマ: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) | ジャンル: 育児

的確に言う文句

我が家の居間には比較的大きめなコタツがありますが、
それでも大人二人と、サイズほぼ大人の双子が同時に入ると
コタツの中で四人の足がぶつかることも有ります。

先日、家族四人ともがコタツで暖を取っていた時のこと。
おそらく夫の足と、ようちゃんの足がコタツの中でぶつかったようで、
その時にようちゃんが実に的確に

「あし、どけて」 と言いました(笑)。

夫と私は爆笑。
「おぉ、もうすぐ最重度の子なのに、的確に文句言うじゃん(笑)」って。


そうだねぇ。
ちゃんと文句(というか要望)を口で言えたねぇ。
おりこう☆

こういうの、うまく言えなかった時代は
コタツを中から蹴り上げたり、
キーッって奇声あげて威嚇してきたりしていたのに、
今では上手に文句が言えるようになったんだねぇ・・・(しみじみ)。



ちなみに10月の体育大会直前にやったのを最後に、
ようちゃんはカーテン引きちぎったり、壁を蹴ったりはしていません。

このままずーっと穏やかになってくれるといいんだけど、
・・・・・・まぁ、そんなにうまいことはいかないわな(苦笑)。



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テーマ: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) | ジャンル: 育児

ホワイトクリスマス

クリスマスイブは大雪でしたねぇ。
このあたりでも10cmぐらい積もりました。
北国の人からは「10cmぐらいで!」と突っ込まれそうですが、
普段は雪なんて降らない地方の10cmの雪は、まぁまぁ大雪です(笑)。

スタッドレスタイヤにはしてあるけれど、それでも運転は怖いので
午後の運動系療育はお休みにしました。
雪の日に片道一時間は運転したくないー。

双子に急遽「運動のデイはお休みするよ」と伝えると、
「また今度ー!」「お休み、わかったー」と快諾してくれました。
たいへん物分かりの良い自閉症児で助かります(笑)。

そしてたいちゃんはちょっと期待しながら
「デイお休み。・・・カラオケ行くー。カラオケ行きたいです」と言うので
「カラオケは歩いていけるけど、この間行ったばかりだからダメ」
と断りました。
食い気味で「残念!」と言ったので、ホントにダメモトで言ったな?(笑)。

さて、運動系療育の予定が無くなっちゃったし、どうするか。
時間も体力も持て余す双子を連れて、どこに行こうかな。

歩いて30分かけて、いつもの床屋さんに行って双子をサッパリさせ、
ついでに通学用のコートを買いに行くことにしました。

雪の中をザクザク歩きながら、「雪、楽しい!」と双子はご機嫌♡
ようちゃんなんて、「♪ゆ~きや こんこ あ~られや こんこ♪」
と歌いながら足取り軽くスキップしていきました(笑)。

床屋さんはちょっと混んでいて、待ち時間ありました。
広い店内の中、
双子が待機する椅子の最果てに、付き添い者の私の椅子は有りましたが
何の説明も無いままに待たされていたにもかかわらず、
静かに自分の順番を待てたことが素晴らしい!
時々、私の方を振り返って見るのでアイコンタクトで「待て」を伝えました(笑)。

頭がサッパリしてから、通学用コートを買いに行きました。
車で通学だからコートは不要だったのですが、
年明けから朝の移動支援ヘルパーさんがお一人見つかったので、
急遽、通学用コートが必要になったのです。

校則では、表も裏地もボタンも全部、黒か紺のハーフコート。
双子は頭が寒そうだから出来ればフード付き。

すぐに条件ピッタリのハーフコートに出会えました。
双子に試着させると、うん、OKだね。即決でした。

双子は楽しみにしていたフードコートで
ラーメンやチャーハン、鶏のから揚げを食べて大満足。
また30分かけて、歩いて帰りました。

夕方は双子を連れてスーパーに行って、
双子にはフライドチキン。夫には骨付きのクリスマスチキン。
私は全然クリスマス関係ない、スンドゥブチゲと、それに入れる牡蠣(笑)。

ようちゃんリクエストのチョコレートケーキと
たいちゃんの大好きモンブランケーキを二個ずつ買いました。

スーパーからの帰り道、
「これから作るクリームシチューと、朝食べた豚汁、どっちがいい?」
と双子に訊くと二人とも「豚汁!」と答えて
「えー、クリスマスなのに~?
豚汁、朝に3杯も(!)食べたじゃーん」
と私をガッカリさせましたが、

いざシチューを一緒に作ってみたら、シチューを食べたくなってくれたようで
二人ともクリスマスディナーにはシチューをお代わりしました(*^-^*)

中学生になったからサンタクロースは来なくなった、というのは言い訳で
プレゼントを何も考えてないままにクリスマスになってしまっただけです。
忙しくって、考えるヒマ無かったー。てへ☆
気が付いたら、もうクリスマスだったの。

でも、こんなふうに一緒に買い物に行ったり、
双子がそれぞれ欲しい物を選んだり、一緒にお料理したりする、
そんな心穏やかなクリスマスが過ごせるならそれが一番かなと思いました。

夫は帰宅が遅かったので、
三人でファンタグレープで乾杯☆した、クリスマスパーティーでした。


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初めての調理実習

双子の通う中学校では、支援級の子達が小さな菜園で農作物を育てています。
授業の中で畑仕事の時間があります。

これ、他の中学校ではどうなのか分からないけれど、
この中学校では伝統的なのか、
双子が小学校6年生の時に見学に来た時にも、
支援級の菜園で収穫したジャガイモをいただきました。
関連過去記事 →「二つ目の中学校見学」

入学した今年、双子は支援級菜園で畑仕事をして、取れた野菜をたくさん食べました。
夏には収穫したピーマンや茄子、シシトウをたくさん持ち帰ってきたので、
家で私が料理しました。

このブログ、「お料理の画像を見るのが好き♡」というコメントもたまにいただくので、
ひさしぶりに載せておきましょう。
でも、私はキレイな器に乗せたりとかせず、いつも鍋の中をただ撮影してるだけなのに
そんなんでもいいのかしら?(笑)。

202212220943160b8.jpeg 茄子とピーマンの甘辛味噌炒め。

一番よく作ったシシトウの甘辛煮は、写真撮ってなかったわー。



そして今年の秋の収穫はサツマイモでした。
サツマイモ掘りをして、
そのサツマイモでスイートポテトを作る!という調理実習をしました。

ようちゃんは先生方も驚くほど手際よく上手にサツマイモを包丁で切ったらしい。
たいちゃんはゴロゴロ転がってしまうサツマイモに苦戦した様子。
欲張ってアルミホイルの型にどっさり乗せちゃって、
先生に「多すぎ!」と注意されたりもしたらしい(笑)。

加熱したサツマイモを袋に入れて、プッチンプリン(!)を練り込むという、
なかなか面白い作業工程を経て、完成したのがこちら。

20221222095016c0c.jpeg 見た目はワイルドな(笑)スイートポテト。

まぁね、プリンには卵も乳も砂糖も入ってるから
理にはかなってるし、しかも子供と一緒に作るなら簡単な工程の方がいい。

肝心のお味の方は・・・なんと、想像以上にとても美味しかったです!
プッチンプリンレシピ、アリだわ~☆
完成品からはプッチンプリンを感じません。
子供と一緒に作る方、おためしあれ。




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今日は冬至だけどプール

ウチの双子は夏至がいつも大変!になりますが、
実は、冬至も結構大変だったりもしました。
関連過去記事 →「昨日、学校で大変だったのは・・・」

今年はどうかなぁ?

昨夜、19:30に入眠(早っ!)したようちゃんが、夜中に起きて何かしゃべっていたけど、
私が「まだ寝る時間だよ」と声を掛けるとそのまま静かにしてくれていました。
たぶん。
私が二度寝しちゃえたということは、たぶんようちゃんも静かに再入眠したのでしょう。

そしてようちゃん、今朝もなかなか起きてこなくって、こんなの珍しいこと。
朝の7時に「中学校行かないの?!」と脅して(笑)、やっと起こしました。
途中覚醒は有ったものの、19:30~翌7時まで寝ちゃうなんて、赤ちゃんか(笑)。
でも、なんかちょっと変な感じ・・・。冬至パワーなのかな。


冬至の今日、本当なら水泳のチーム練習の日なのですが、
コーチがコロナ感染しちゃったので今日はお休み。

ですが、事情を説明しても双子が
「Yコーチ、新型コロナウイルス、お休み!」
おぉ、よく分かってるね。そうだよ。

「Yコーチ来ない、けど、プール行く!」
事情は理解したけれど、プールには行きたいってか。

ということなので、仕方ない。今夜もプールに行こうと思います。

・・・がんばりまーす(棒読み)。


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カサンドラの自助グループで

私もかつてはカサンドラ症候群に陥って、疲弊して、病みました。
今になって思えば、
双子が療育園に居た頃が一番、私は病んでいたなーと思います。

Autism Day


私の場合はトロイの王女とは違っていて、ありがたいことに、
私が訴える夫の変なエピソードを周囲は理解してくれましたけど、
それでも、夫との生活は不思議なことがいっぱい過ぎて、
理解できないことが多すぎて、それなりにちゃんと?病みました(苦笑)。

あれれ? 夫、おかしいな。
でももしかしてこれは、私の方がおかしいのかな???
という思考のループにハマると、病みますから。


あの頃、あまりにも理解不能な夫(と双子)との生活に疲れ果て、
カサンドラ症候群の人たちの集まりの自助グループに参加したこともありました。

その自助グループでちょっと年代が上の先輩方に
当時の夫の奇行について相談しました。
離婚も頭によぎるが、私は離婚した方がいいでしょうか、とも。

すると、カサンドラの先輩方は口を揃えて私に向かって
「あなたは、まだ離婚するほどではない!」と言いました。
加えて
「障害のある双子ちゃんとまだ一緒に暮らしていきたいなら」と。

私は先輩方は誰にでもそう言われるのかと思っていましたが、
後日、私の友人が同じ場で同じような相談をしたら
「あなたはすぐに離婚した方がいい!
その旦那さんと一緒に居たら、あなたは近いうちに心身を病んでしまうから」
と言われたそうなので、相談者によってコメントは変わるようです。

すごいのはその友人が本当にその言葉通りに心身を病んでしまったことです。
カサンドラの先輩方、怖いほどすごい・・・。予言者か。

私は離婚を勧められなかったので、
「じゃあどのぐらいにまでなったら離婚した方がいいですか?」
と、その場でカサンドラの先輩方に訊いてみたところ、
「旦那が帰ってくる足音を聞いて、吐くようになったら」
と衝撃的な回答をいただきました!( ゚Д゚)。

旦那が帰ってくる気配で吐く!?  衝撃!

そっかぁ。
この場に居る離婚経験者の方々は、そんなに辛い思いをされたんだな・・・。
じゃあ私なんて、まだまだだな。

そんなふうに当時、思ったことを覚えています。


じゃあ、夫と離婚しないでかつ自分が病まないようにするには
一体どうしていったらいいんだろう?

それが当時の私に新たに生まれた、新しい課題でした。



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カサンドラ症候群って何?

配偶者やパートナーなど身近な人がASD(自閉)の場合、
特性が独特すぎてコミュニケーションが成立しなかったり、
ASD側のマイルールがすごかったり、
ASD側からの共感が極端に得られなかったりすることで
心身を病んでいくというのをカサンドラ症候群と言います。

これは正式な医学用語では無いので、DSM-5とかには載ってませんが
自閉界隈では、ごく普通に当たり前にそこここで起こっています。

カサンドラとはいったい誰なのかというと、これは大昔のトロイの王女です。
ギリシャ神話に出てくるお話。

太陽神アポロンがトロイの王女カサンドラに求愛した際に、
彼はプレゼントとしてカサンドラに予知能力を授けました。

アポロンによって授けられた予知能力によって、カサンドラは
「将来、自分を捨てるアポロン」のことを予知していまいます。
将来、彼が自分を捨てるのが分かってしまったので、
カサンドラはアポロンの求愛を断りました。

するとアポロンは腹を立て、カサンドラに呪いをかけます。
「カサンドラの予言は誰も信じない」という呪いを。

その呪いのせいで、カサンドラが予知した、
近隣の国と戦争になったトロイが滅亡するという話を
トロイの国民は誰も信じてくれませんでした。

結果として有名な「トロイの木馬」がとどめとなり、
トロイの国は滅んでしまいました。
というお話。


このことから、
カサンドラ(この場合は妻)が、夫について抱く違和感を
周囲にいくら訴えても、周囲が
「そんなことない。あんなに良い旦那様じゃない。それはあなたのワガママじゃない?」
で済まされてしまい、誰にも信じてもらえなくてやがて心身を病むことを
カサンドラ症候群と呼ぶようになりました。

Autism Day


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怪我して針で縫った時のこと

双子が通っていた療育園では毎年春に潮干狩りに行きました。

現地集合現地解散なので自分の運転で参加するのですが、
年中さんの時の潮干狩りは最悪でした。
現地に到着してものの数分で、
ようちゃんが海の岩で右足のスネを怪我したのです。

しかもかすり傷ではなく、結構ザックリいっちゃった怪我。
こんなの初めて。

さぁ、大変!
副所長先生の運転で、近くの大きな当番病院へ
連れて行ってもらいました。

問診票に「自閉症なので、指示が通りません」とは
書いておいたのですが、そこの年輩の男性医師は
「障害? 脳性まひ?」と訊いてきました。

私は内心、
「は?
アンタの目の前で、副所長先生に抱えられながら、
ジッタバッタと大暴れしている多動のこの子、
どこをどう見たら脳性まひに見えるんだ?!」とイラっとしました。

後日、この話を脳性まひの子を持つ母にしたところ、
「ようちゃん見て脳性まひ? 医者がアホ過ぎるわ!」とお怒りでした(苦笑)。

後年、この話を児童精神科の医師にしたところ、
「医学部の授業で障害なんてね、ほんのちょーっとしかやらないから。
だからトシいったドクターの頭には脳性まひぐらいしか残ってなかったんじゃない?」
とのことでした。

当時、その治療現場では内心のイラつきを抑えて
「いえ、脳性まひじゃなくて、知的障害を伴う自閉症です」と
つとめて冷静に返した私。偉かった!(笑)。

その間も副所長先生は暴れるようちゃんを必死に抱えてくれていました。

医師は困った顔をして
「これは縫わないといけないなー。
この子、治療に協力できますか?」と言いました。

「そんなの、できるわけないじゃーん(苦笑)」と心の中で突っ込み入れる私。
でも、そこで副所長先生が医師に返したコメントが素敵☆でした。

ビチビチと暴れるようちゃんを抱えたまま、
「今のこれがっ!
これが、彼の精一杯の協力、ですっ!」
って。

副所長先生、さすがです☆
惚れてまうやろー!(チャンカワイ風で)

医師は副所長先生のコメントはスルーして、
「(看護師さんにむかって)針、用意して」と言いました。

またまた私は内心、
「いや、この子に針は無理でしょ。ステープラーでしょ」と思いましたが、
やはり案の定、医師は針に大苦戦していました。

ほら~。やっぱりぃ~。 ← 私の心の声。

しばらく針で縫おうと頑張っていましたが、
「・・・・・・・(苦戦中) ダメだっ! ステープラー持ってきて!」
と看護師さんに再オーダーした医師でした。

結局、バチン!バチン!と、ステープラーで4針、縫いました。


このこと、ようちゃん本人は覚えてるのかな?と思って、
今朝、「小さい時、足を怪我したの、覚えてる?」と訊いてみました。

すると、ようちゃんが無言で右足のスネをピッと指差したその場所には、
ちゃーんと懐かしい縫い跡が有りました。

おぉ、10年近くも前のことなのに
しっかり覚えていたんだね。すごーい!


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