ようちゃんの初水泳大会(前)
2021/07/27 (Tue) 22:54
水泳のYコーチの思いつき(笑)で、急に市民水泳大会に出場することになったようちゃん。
ようちゃんが市民水泳大会に急遽エントリーした種目は、背泳ぎの50m。
まだ飛び込みの練習をしていないようちゃんは、背泳ぎだったらスタートは水の中だから
スタートには問題なし。
でも、ようちゃん、ホントはクロールの方が得意。
本人も母も、大会に出るつもりなんてちっとも無かったのに、
Yコーチに勧められて、あれよあれよとエントリーしてしまった、この水泳大会。
わー、本番までは一か月しか無い!(;^ω^)
しかし、我らがようちゃんが今までに人前で泳いだことが有るのは、
二年前の、障害者限定の「記録会」という名前の大会のみ。
しかもそれにすら、初出場の二年前は
完全に腰が引けてビビッてしまって、水に入れなかったようちゃん。
いつもと違うプール、大勢の観客、それだけで
小心者の当時のようちゃんは超ビビりまくりでした。
当日は「やめる、やめる・・・」とビビッて腰が引けて、
水に入れなかったようちゃんでしたが、
見かねたYコーチが先にプールに入って
「ほら、ようちゃん、おいで!」と抱っこするよう大きく手を広げて誘ってくれたおかげで
やっとプールに入れたのでした。
しかし今回の大会は記録会とは違って、障害児向けの甘々大会ではなく
普通の子と泳ぐ、始めてのシビアな経験。しかも会場は、国際大会もやるような大きなプール。
あの、普通に私だってビビりますよ。そんなすごいプール。そんなとこで泳いだこと無いもん。
当然、スタートもゴールも泳いでいる途中も、
どこかに違反があれば、審判員に厳しくしっかり失格を取られる、本気のレースです。
もちろん、障害児向けの緩い記録会みたいに、
コーチが先に水に入って「おいで!」と言うなんて甘いこと、あり得ない世界。
それなのに、それなのにですよ!?
Yコーチは、大会のエントリーシートに書く普段のタイムを
コーチは「1分って書いて!」と私に言いました。
いやいやちょっと待って、コーチ、それはさすがに、いやいや!
あのさ、言うても、ウチのようちゃんはバッチリ障害児でっせ。
普通の子じゃないんだからそんな好タイムそもそも絶対あり得ませんよね!コーチ。
でもコーチに言われた通りにエントリーシートにはそう書きましたよ。1分って。
でも、そんなの、めっちゃ詐欺・・・(苦笑)。
そしてエントリーシートにはYコーチに指示された通りに
「自閉症児で支援級在籍であることと、
障害児専門で指導しているYコーチの門下生であることと、
サイドコース希望」と書き添えました。
そしてYコーチは、私の送ったエントリーシートとは別に、水泳連盟に直接、
「エントリーしたウチの門下生のようちゃんは自閉症児で要支援の子なので、
スタート直前まで私の付き添いが必要です。そこんとこ、よろしく!」と連絡入れてくれて、
本番当日もコーチ付きのエントリーで特別扱いが許可されました。
Yコーチ、水泳連盟にめっちゃめちゃ顔が広くって助かるー。
これがもし、ようちゃんが障害児じゃなくって普通の子だったら・・・
大会あっても、一人で待合室で待てるもんね。
でも重度障害児のようちゃんは、スタートまで長々と待たされる意味とか全然分からない。
でも、いつものYコーチがその場に居たら、イレギュラーの場所でも静かに待てだろうけど。
でも、ただ、今のようちゃんはそれを待てた。すごくない?!
それだけで、自閉症児を育てる母は、きっと大感動ですよ。
分かる人には、きっと分かる。
いいのいいの、分かってくれる人が分かってくれるから。
数年前はたった一つ重度知的障害の双子を連れての
百円ショップで何か買うことすら。本当に不可能だった私ですが、
今は荷物持ちとして、双子が助けになってくれているというこの事実。
次は、水泳大会レース中のようちゃんのことを書きたいと思います。
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まだ飛び込みの練習をしていないようちゃんは、背泳ぎだったらスタートは水の中だから
スタートには問題なし。
でも、ようちゃん、ホントはクロールの方が得意。
本人も母も、大会に出るつもりなんてちっとも無かったのに、
Yコーチに勧められて、あれよあれよとエントリーしてしまった、この水泳大会。
わー、本番までは一か月しか無い!(;^ω^)
しかし、我らがようちゃんが今までに人前で泳いだことが有るのは、
二年前の、障害者限定の「記録会」という名前の大会のみ。
しかもそれにすら、初出場の二年前は
完全に腰が引けてビビッてしまって、水に入れなかったようちゃん。
いつもと違うプール、大勢の観客、それだけで
小心者の当時のようちゃんは超ビビりまくりでした。
当日は「やめる、やめる・・・」とビビッて腰が引けて、
水に入れなかったようちゃんでしたが、
見かねたYコーチが先にプールに入って
「ほら、ようちゃん、おいで!」と抱っこするよう大きく手を広げて誘ってくれたおかげで
やっとプールに入れたのでした。
しかし今回の大会は記録会とは違って、障害児向けの甘々大会ではなく
普通の子と泳ぐ、始めてのシビアな経験。しかも会場は、国際大会もやるような大きなプール。
あの、普通に私だってビビりますよ。そんなすごいプール。そんなとこで泳いだこと無いもん。
当然、スタートもゴールも泳いでいる途中も、
どこかに違反があれば、審判員に厳しくしっかり失格を取られる、本気のレースです。
もちろん、障害児向けの緩い記録会みたいに、
コーチが先に水に入って「おいで!」と言うなんて甘いこと、あり得ない世界。
それなのに、それなのにですよ!?
Yコーチは、大会のエントリーシートに書く普段のタイムを
コーチは「1分って書いて!」と私に言いました。
いやいやちょっと待って、コーチ、それはさすがに、いやいや!
あのさ、言うても、ウチのようちゃんはバッチリ障害児でっせ。
普通の子じゃないんだからそんな好タイムそもそも絶対あり得ませんよね!コーチ。
でもコーチに言われた通りにエントリーシートにはそう書きましたよ。1分って。
でも、そんなの、めっちゃ詐欺・・・(苦笑)。
そしてエントリーシートにはYコーチに指示された通りに
「自閉症児で支援級在籍であることと、
障害児専門で指導しているYコーチの門下生であることと、
サイドコース希望」と書き添えました。
そしてYコーチは、私の送ったエントリーシートとは別に、水泳連盟に直接、
「エントリーしたウチの門下生のようちゃんは自閉症児で要支援の子なので、
スタート直前まで私の付き添いが必要です。そこんとこ、よろしく!」と連絡入れてくれて、
本番当日もコーチ付きのエントリーで特別扱いが許可されました。
Yコーチ、水泳連盟にめっちゃめちゃ顔が広くって助かるー。
これがもし、ようちゃんが障害児じゃなくって普通の子だったら・・・
大会あっても、一人で待合室で待てるもんね。
でも重度障害児のようちゃんは、スタートまで長々と待たされる意味とか全然分からない。
でも、いつものYコーチがその場に居たら、イレギュラーの場所でも静かに待てだろうけど。
でも、ただ、今のようちゃんはそれを待てた。すごくない?!
それだけで、自閉症児を育てる母は、きっと大感動ですよ。
分かる人には、きっと分かる。
いいのいいの、分かってくれる人が分かってくれるから。
数年前はたった一つ重度知的障害の双子を連れての
百円ショップで何か買うことすら。本当に不可能だった私ですが、
今は荷物持ちとして、双子が助けになってくれているというこの事実。
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テーマ: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) | ジャンル: 育児