障害児3人 子育て奮闘記(5)
2015/04/10 (Fri) 00:06
ある方から頂いたコメントによって、
とっても書きたくなって、この記事を書いています。

もうそろそろ、
この「さん さん さん」の私の一方的な感想文は締めようかしら。
この本ってば、随所に「そうそうそう!」って強く思うところが多すぎて、
何かきっかけが無いと終われないというか・・・。
今回は、著者であるささきさんの、重度身体障害のご長男、
洋平君が就学の時期を迎えた頃のエピソードから。
以下、著者ささきさんの許可を得て転載。
洋平に地元の小学校で行われる就学前検診の案内が来たとき、
私はぽたぽた泣きながら、
「施設に併設されている養護学校(今は特別支援学校)に行くから、
そちらには行けましぇん」と学校に電話して言った。
就学前検診当日は、本当ならクラスメートであったろう子どもたちを陰から見て、
泣いた。本当なら、あの集団の中に洋平と私はいた。
ーーー「本当」ってなんだろう。
この現実こそ本当なのに、私はまだ、「本当なら」と空想の中の自分たちを追っていた。
そう。
障害児を育てる私たちの、
つい思い描いてしまう「本当」って、何でしょうね?
こうであって欲しかったイメージ?
勝手に「そうであるはず」と思い込んでいた未来?
夢にみていた将来像?
きっとその全てが、ないまぜになった、切ないモノなのでしょう。
私だって今でも時々、思うことがありますよ。
あぁ、本当なら・・・。って。
でも、その場合の私の言う「本当」とかいうヤツは
現実では、私の目の前に現れたことすら無いモノなんですけどね。
そしていつだって私のリアルの、本当の、現実では
やたらとピカピカした笑顔の、
やたらと幸せそうな双子ボーイズが目の前に居る(笑)。
これが、私の現実。
これが、私の本当。

自閉症児育児 ブログランキングへ

にほんブログ村
とっても書きたくなって、この記事を書いています。

もうそろそろ、
この「さん さん さん」の私の一方的な感想文は締めようかしら。
この本ってば、随所に「そうそうそう!」って強く思うところが多すぎて、
何かきっかけが無いと終われないというか・・・。
今回は、著者であるささきさんの、重度身体障害のご長男、
洋平君が就学の時期を迎えた頃のエピソードから。
以下、著者ささきさんの許可を得て転載。
洋平に地元の小学校で行われる就学前検診の案内が来たとき、
私はぽたぽた泣きながら、
「施設に併設されている養護学校(今は特別支援学校)に行くから、
そちらには行けましぇん」と学校に電話して言った。
就学前検診当日は、本当ならクラスメートであったろう子どもたちを陰から見て、
泣いた。本当なら、あの集団の中に洋平と私はいた。
ーーー「本当」ってなんだろう。
この現実こそ本当なのに、私はまだ、「本当なら」と空想の中の自分たちを追っていた。
そう。
障害児を育てる私たちの、
つい思い描いてしまう「本当」って、何でしょうね?
こうであって欲しかったイメージ?
勝手に「そうであるはず」と思い込んでいた未来?
夢にみていた将来像?
きっとその全てが、ないまぜになった、切ないモノなのでしょう。
私だって今でも時々、思うことがありますよ。
あぁ、本当なら・・・。って。
でも、その場合の私の言う「本当」とかいうヤツは
現実では、私の目の前に現れたことすら無いモノなんですけどね。
そしていつだって私のリアルの、本当の、現実では
やたらとピカピカした笑顔の、
やたらと幸せそうな双子ボーイズが目の前に居る(笑)。
これが、私の現実。
これが、私の本当。

自閉症児育児 ブログランキングへ

にほんブログ村
スポンサーサイト
テーマ: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) | ジャンル: 育児
コメント
お父様とのお話しありがとうございました。佐々木さんのブログからこちらのブログに来ました。著書さんさんさんを知った経緯、私はラジオでした。発売に伴いコーナーで取り上げられていました。何度も何度も読みました。その度に私がビービー泣くので我が家の子供達、その度にギョッとした顔をしていました。それが忘れられません。
2015/04/10 (Fri) 09:35 | #- | URL | 編集
Re:ささきさんファンの方へ
コメントありがとうございます。
著者ささきさんのブログでも、私のブログをご紹介いただいてますものね。
たどって来て下さったのですね。
「さん さん さん」を何度も何度も読んだお仲間が居てくれて、嬉しいです。
またこちらにもお立ち寄りください。
※ちょっと本記事が長すぎたので、2分割して加筆しました。
2015/04/10 (Fri) 13:37 | hana #- | URL | 編集