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うちの双子の赤ちゃん期

今度はコメントで、1歳1か月の双子男児の親御さんから
「(自閉症が)ほぼ黒!と確信した時、二人のどんな様子からそう確信したか」
とご質問を頂きましたので、それについて記事にしてみようと思います。
コメント返信では長くなり過ぎてしまいそうなので(^_^;

とはいえ、私は一歳半検診までは自閉症についてなんて考えたことも無かった、
わりと呑気なタイプのお母さんでした。
自閉症についての知識なんて、「映画レインマンの人でしょ?」ぐらいしか無かったです。

赤ちゃんの頃のうちの双子は、よく寝て、よく飲み、手のかからない良い子でした。
熱も出さず、とても丈夫な赤ちゃんでした。
初めて熱を出したのは、なんと、療育園に入園してからなので3歳の頃です。
そのぐらい、丈夫で健康そのものの赤ちゃんたちでした。

生後3か月頃のある日のこと。
それまでも毎日ずっと隣で双子の相方が泣いていたのに
彼らはどうやらそれまで、そのことには気づいていなかったらしく、
7月のある日、急に初めて相方の存在に気付いた!という瞬間を目にしました。

隣で泣いている相方を急に注視し、「え?」みたいな表情をする赤ちゃん。
めっちゃ可愛かったなぁ♡

赤ちゃんの生後3か月の発達段階といえば、
自分のお手々の存在に気が付いて自らのゲンコツをしゃぶり始めるころです。
自分の手の存在と同じ頃に、双子の相方の存在に気づくというのも
双子におけるお互いの存在感の大きさを感じる、不思議な出来事だなと思います。

それから歩けるようになるまでの赤ちゃん期は
双子が笑いあったり、じゃれつきあったりして、見てるだけで可愛くて
ほっこり♡しながら育てていました。

20221201101954d6b.jpeg

もちろん、育児そのものは赤ちゃんが二人も居るわけですから
一気に手間が二倍だから、当然大変で。

ミルクもおっぱいも同時で大変だし、お風呂だってワッセワッセと大変だし、
離乳食が始まれば、作るのも二倍だし、食べさせるのは
せっせせっせと交互に、鳥のヒナにエサをあげるように大忙しで、
手が足りな~い!という日々でした。

不思議なことに、1歳になるまでの写真は
全てバッチリカメラ目線でおさまっている双子ですが、
1歳のお誕生日の写真あたりからは全然カメラを見てくれなくなりました。

Eテレの「おかあさんといっしょ」で歌って踊っているシーンを見ても、
二人ともテレビの前で直立不動!していました。

子供ってもっと、ノリノリになったりするものなんじゃないかな・・・?と
私がちょっと心配になったのはその頃からだったと思います。

当時、友人うさこさんにそのことを相談すると
「大丈夫、大丈夫。二歳になるころにはうるさいぐらいに
歌ったり踊ったりするようになるから!」と励まされましたが、
それは、うさこさんとこの息子さんが健常だったからでした。

自閉症児のうちの双子は、二歳になっても三歳になっても、
歌ったり踊ったりはしないままでした。


中学生になった今は、カラオケ大好きになりましたけどね(笑)。
たいちゃんが
「ママとカラオケ、行きたいです!」と言うから、夫が割り込んできて
「パパとカラオケ行こうよ~」と言うのですが、
「ママとカラオケ、行く。パパ、お仕事行く!」と、塩対応のたいちゃんです(笑)。



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