fc2ブログ

怪我して針で縫った時のこと

双子が通っていた療育園では毎年春に潮干狩りに行きました。

現地集合現地解散なので自分の運転で参加するのですが、
年中さんの時の潮干狩りは最悪でした。
現地に到着してものの数分で、
ようちゃんが海の岩で右足のスネを怪我したのです。

しかもかすり傷ではなく、結構ザックリいっちゃった怪我。
こんなの初めて。

さぁ、大変!
副所長先生の運転で、近くの大きな当番病院へ
連れて行ってもらいました。

問診票に「自閉症なので、指示が通りません」とは
書いておいたのですが、そこの年輩の男性医師は
「障害? 脳性まひ?」と訊いてきました。

私は内心、
「は?
アンタの目の前で、副所長先生に抱えられながら、
ジッタバッタと大暴れしている多動のこの子、
どこをどう見たら脳性まひに見えるんだ?!」とイラっとしました。

後日、この話を脳性まひの子を持つ母にしたところ、
「ようちゃん見て脳性まひ? 医者がアホ過ぎるわ!」とお怒りでした(苦笑)。

後年、この話を児童精神科の医師にしたところ、
「医学部の授業で障害なんてね、ほんのちょーっとしかやらないから。
だからトシいったドクターの頭には脳性まひぐらいしか残ってなかったんじゃない?」
とのことでした。

当時、その治療現場では内心のイラつきを抑えて
「いえ、脳性まひじゃなくて、知的障害を伴う自閉症です」と
つとめて冷静に返した私。偉かった!(笑)。

その間も副所長先生は暴れるようちゃんを必死に抱えてくれていました。

医師は困った顔をして
「これは縫わないといけないなー。
この子、治療に協力できますか?」と言いました。

「そんなの、できるわけないじゃーん(苦笑)」と心の中で突っ込み入れる私。
でも、そこで副所長先生が医師に返したコメントが素敵☆でした。

ビチビチと暴れるようちゃんを抱えたまま、
「今のこれがっ!
これが、彼の精一杯の協力、ですっ!」
って。

副所長先生、さすがです☆
惚れてまうやろー!(チャンカワイ風で)

医師は副所長先生のコメントはスルーして、
「(看護師さんにむかって)針、用意して」と言いました。

またまた私は内心、
「いや、この子に針は無理でしょ。ステープラーでしょ」と思いましたが、
やはり案の定、医師は針に大苦戦していました。

ほら~。やっぱりぃ~。 ← 私の心の声。

しばらく針で縫おうと頑張っていましたが、
「・・・・・・・(苦戦中) ダメだっ! ステープラー持ってきて!」
と看護師さんに再オーダーした医師でした。

結局、バチン!バチン!と、ステープラーで4針、縫いました。


このこと、ようちゃん本人は覚えてるのかな?と思って、
今朝、「小さい時、足を怪我したの、覚えてる?」と訊いてみました。

すると、ようちゃんが無言で右足のスネをピッと指差したその場所には、
ちゃーんと懐かしい縫い跡が有りました。

おぉ、10年近くも前のことなのに
しっかり覚えていたんだね。すごーい!


以下のボタンを押して下さると、
更新する励みになります! o(^-^)o

いつも来て下さって、ありがとうございます。


にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
にほんブログ村


自閉症児育児 ブログランキングへ



     


スポンサーサイト



テーマ: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) | ジャンル: 育児

カサンドラ症候群って何? | Home | これ、なーんだ?

コメント

コメントの投稿


 管理者にだけ表示を許可する