支援級希望で教頭アポ
今日の午後、実際に小学校に行くことなってます。
どきどき。
新一年生が二人、入ったとかで
先生が付きっきりで、とっても大変らしいです。
新学期、新環境で子供達も落ち着かないし。
だから今日は小学校に行っても、
支援級は見学できないし、
支援級の担任ともお話すら出来ないけど。
教頭先生としか、お話できないけど。
小学校に行って、教頭先生と会うなんて
なんだか緊張するなぁ。
でも、子供達の就学のため!
頑張って、行ってきます。

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テーマ: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) | ジャンル: 育児
コメント
育児ブログを読み漁っているうちに、こちらのブログにたどり着きまして、拝見させていただきました。
お子様が自閉症ということで、お気をもまれることもいろいろとおありだと思います。お疲れ様です。
私は、かつて、特別支援学校、現在は小学校に勤務しておりまして、特別支援学校と特別支援学級の違いもすこしなりと感じることがあり、ご参考になればとコメントを寄せさせていただきました。
以下は私の個人的な見解を含むので、必ずしも当地の学校環境に合致してはいないと思います。ふーん、程度で読み流していただけるとありがたいです。
特別支援学校
小学部から高等部まで
卒業後の就労を目指し、発達年齢に応じたカリキュラムを組みます。小学部ですと、児童2、3人につき一人の担任が年間の目標を立て、個人の課題や団体行動での課題を作ります。一年間が終わると、次の担任にきっちり引き継ぎますし、資料も卒業まで積み上げていくことができます。12年間の長いスパンで生活や仕事のための具体的な課題(それこそ一人での登下校や挨拶、姿勢、課題達成のための集中力とかいろいろです)に取り組んでいきます。
教員も発達障害などに詳しいですし(専門ですからね)、ノウハウもあります。時間割もすごく大雑把にとっており、すぐに気持ちを切り替えられない児童やこだわりが強くて動けない児童が授業に参加しやすいです。(散々時間をかけて教室移動をしてもキンコーン、はい終了…とはなりにくいってことです)
もちろん特別支援学校もいろいろで、私が在籍していた学校とは異なる教育理念の学校もあると思います。
特別支援学級
普通級の児童と触れ合える、というのはとても魅力だと思います。普通学級での学びでは担任教員がほぼマンツーマンで付いて取り組みます。
私が特別支援学級を担当したことはないので、これ以上詳しくお話できないのですが、印象として、
「学校生活をつつがなく送る」ということに重きを置いているようでした。これももちろん学校によってちがうのですが、集団の中で問題行動を起こさないように指導する、といった印象でした。それが悪いのではないのですが、この6年間を問題行動を起こさないために過ごして、何が身につくのか、ということを心の中で自問しました。
いずれ子供は大人になり、仕事をします。障害があったとしても、社会に貢献できる人間になるために成長していかなくてはいけないし、実際できると思っています。
ただ、特別支援学級の場合、高等部卒業後までの見通しを保護者が持たなくてはいけません。今年は挨拶ができる、来年は自分で行きたいところを示せる、再来年は授業準備をして教室に行ける、その次の年は…卒業後は自分で作業所に行って仕事をして一人で帰ってくることができるように。
そうやって積み上げていくために、保護者が長期的な見通しを持って担任と交渉していく必要があると思います。
特別支援学級の担任は、基本的に小学校の免許を持った小学校教員です。特別支援について専門的な知識やノウハウがあるかと聞かれると、当たりハズレがあると答えざるを得ません。
特別支援学級についてずいぶんと辛口になってしまいました。実際のところをご覧になり、お決めになるのが一番です。
ただ、就学から就労までは長いけれども短い道のりです。障害を抱えた子供たちは、一人でその道のりを見通しをもって歩いていくことがとても難しいです。ご家族、とくにお母様の手立てや協力、障害を受容し前向きに付き合っていく姿勢が、お子様の障害からくる生き辛さをずいぶんと軽減してくれると考えています。これは私だけじゃなく、特別支援教育に関わるすべての人の考え方です。
かなりの長文になってしまいました。読んでいただけるといいのですが。
お身体お大切にお過ごしください。
失礼しました。
とても丁寧な長文コメントをどうもありがとうございます。
私や、このブログを読んでくれている方々のために、
とてもたくさんの時間を割いてくださったのだなと感謝でいっぱいです。
特別支援教育の現場からのご意見、とても参考になりました。
就学問題については、また記事を書きたいと思っています。
私の中で、今の段階では4:6で特別支援学校が優位です。