色々な支援者に相談したこと②
まずは、療育園の園長先生のご意見。
う~ん、なるほど。
そうだねぇ。
たいちゃんの方が、大人から見た時の
分かりやすい「誉めポイント」がたくさん有るんだよね。
誉めやすいというか、評価されやすいポイントね。
コツコツ頑張る、とか
字を書ける、とか。
ようちゃんは、たいちゃんと比べるとやっぱり、そこが弱いよね。
でもそれはそれで良いのよね、二人の性格も興味の方向も違うから。
例えば大人が「一枚の板をノコギリで切ろう!」って二人を誘うとするじゃない?
きっとたいちゃんは、
大人と一緒にノコギリを持って、最初から最後まで板を切り落とせると思う。
そしてそこで、一緒に「やったー!」って達成感と充実感を味わえるよね。
でもようちゃんの場合、それはちょっと難しいだろうから、
最初は、あらかじめ大人が8割方、板を切っておいて
最後のガコン!って切り落とす、一番オイシイところをようちゃんに用意してあげて、
「やったー!」って一緒に喜びを味わう体験をさせてあげる。
次は半分ぐらい切っておいた板に大人と一緒にトライして、ガコン!って切り落として
「やったー!」って嬉しい気持ちを体験させてあげる。
最終的には、最初から最後まで板をしっかり切り落とせるようになって、
「僕にも出来た!」という達成感と充実感を味わう。
こういう手順を丁寧に重ねていってあげることで、
ようちゃんには「僕も出来るんだ!」っていう達成感を感じる経験を
積ませてあげたいんだよね。
本人の中の自己肯定感を育むために。
この間やった卒園合宿の時の取り組みで薪割りをやったんだけど、
その時のようちゃんはすごく積極的に期待を持って取り組めていたんだよ。
何度も薪をお代わりしてね。何度もやりたい!という姿があったの。
薪割りって、分かりやすく行動と結果と変化を感じられるし、
しっかりとした手ごたえも刺激として体に入るし、達成感を得やすいのね。
あの薪割りのように、なにか、
自分で積極的に取り組めることを、ようちゃんの生活の中に組み込めないかなぁ?
目と手と頭を使って、お母さんの役にも立てるようなこと。
それをやることで、
大人に「すごいね!」「ようちゃん、ありがとう!」って誉めてもらえるようなこと。
お母さん、いつも
「カワイイだけが取り柄です♡」って双子ちゃんのことを言うけれど、
もうね、二人ともずいぶん大きくなったからねぇ(笑)、
「カワイイ」って言われるだけじゃあ満たされない気持ちが有るんだと思うの。
「すごい!」「カッコイイ!」っていう評価を求めたい、という気持ちが
二人の中にも育ってきているんじゃないかな。
二人の通園時代と、卒園後の卒園合宿での様子を知る、
園長先生ならでは!の視点で上記のようなありがたいお話をいただきました。
なるほど~。
生活の中で、ようちゃんがようちゃんなりに
今持っている力を発揮できるようなシーンを、私が探してあげないとなぁ!
・・・何が有るかなぁ?(^-^;
難しいわ・・・。
これは次に園長先生にお会いするまでの、私の宿題になりました。
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テーマ: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) | ジャンル: 育児
コメント
うちの息子は次男くんに近いなって思ってます。ようちゃんが次男くんならまんま一緒だなって思う。たいちゃんが長男くんですよね?あいまいな解釈のまま、コメントしちゃってごめんなさい(TT)
多動ですぐ違うことに気がいっちゃうし、一つのことを最後までできない。達成感を他の子より感じることが少ない。
薪割りの話なんか分かるなー!うちの子は太鼓とかなら音がすぐ出るからすごく喜ぶ。すぐ結果が出て褒めてもらえるのが大事なんでしょうね!
やっぱりおもちゃの片付けも最後のひとつだけやらせて褒めたりしてますね。園長先生のアドバイスすごく分かります。
家だと難しいですよね。お手伝いやらせるにもいすに座って二秒で逃げてくしwそこを持ってて!で持てたら、すごく褒めるとかかな?私も考えてしまいます。ようちゃんの自信つけさせてあげたいですね。
そうです。
長男が、たいちゃんで
次男が、ようちゃんです。
私一人の目と手と口では、
誉めるために双子を見るのも誉めるのも、なににせよ人手が足りない!と感じます(笑)。
椅子に座って二秒で逃げてく!(笑)
あぁ、分かります。その感じ。
昔はうちの子もそんな感じでしたよ。
それが小学校に上がると、不思議と着席して授業を受けられるようになったんだから
子供の成長ってすごいな~って思います。