2歳5ヶ月 花に気づく




双子が2歳から始まった実家での生活では、
雨が降らない限り、毎日毎日、スーパーへ散歩がてら買い物に行きました。

それはひとえに、双子の体力を消費するため。

この頃は、私一人では怖くて
わからんちんで多動の双子を連れて歩けず、
実家の母に付き合ってもらっていました。


道中には、町内会の人がお世話をしてくださっている花壇があります。
ここはいつ通っても、季節のお花が色とりどりに咲いています。

私と母が「お花、キレイだね~」と双子に話しかけていても
不思議なことにこの頃の彼らには、
この美しい花々は全く目に入っていなかったように思います。


ところがある日、急に子供達が
いつもは素通りする花壇を前にして
しゃがみ込んで、動こうとしなくなりました。

「・・・?」と、私も母も立ち止まります。

息子がそうっと手を伸ばした先には、マリーゴールドが咲いていました。
黄色い、マリーゴールドにだけ、反応したのです。

やっと・・・やっと、彼らの目にもこの色鮮やかなお花が映ったんだ!
私はこの時、とても嬉しくなったのを覚えています。

そしてこの日から、
彼らは毎日毎日、この黄色いお花にだけ、
まるで挨拶をするように手で触れて、
つまんで(でも、ちぎったりはしない)
それからスーパーに行く、というパターンが出来上がりました。

今は、マリーゴールドの黄色だけかも知れないけど
そのうち、もっとたくさん、いろんな色のお花があるということにも
いつか気づいてくれる日が来るかも知れない。

そうしたら、私も双子も一緒に、お花を楽しく眺められるかな。


それまでは、毎日毎日、義務感でいっぱいだったスーパーへの道。

でも、双子がお花に触れるようになったら、この同じ道が
私にとってはマリーゴールドの明るい黄色に照らされたように
明るい気持ちになれる素敵な散歩道になりました。


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