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双子がジイジの死をどう受け止めたか

実家の父の四十九日も終わりました。

父も見に行って気に入ったとてもオシャレな庭園墓に、
本人が選んだ、緑色の釉薬で焼き上げられた素敵な骨壺で、
無事に納骨も済みました。
身内としては、これでようやく一区切りついたような気持ちです。


さて、大好きなジイジとのお別れを、双子にどのように体験させるかについて
ずいぶん前からあれこれと悩んでいた私でしたが、→ ☆

相談員さんにも相談して、二週間の介護生活は
緊急で双子をショートステイで預かってもらって乗り切り、 → ☆

児童精神科の医師からの意見も参考にして、→ ☆

双子には
父の通夜、葬儀、火葬場と、全てフルコース?で参加させることにしました。



双子は通夜も葬儀も、案外いつもよりも大人しくしてくれてて拍子抜けしたほどでした。
「ジイジ、寝てるねー」と言っていたので
ジイジが目を開けずに寝ているだけで、いつもと何も変わらないと思っていたのかな?

火葬場で、ジイジに最期のお別れをして、
次に出てきた時は、いつもの僕たちの知っているジイジの姿では無くて、
多分、二人にとってはかなりの衝撃!(@_@) (@_@) だったことだろうと思います。

次男は、元ジイジだったはずの姿を指さして、一言。

「骨、だねぇ!」

そう、大好きだったジイジが骨になっちゃったね。



お骨上げで骨壺にお骨を入れる時、最後に母の手元が狂って、
箸と骨壺から、骨がカシャーンと転げ落ちてしまいました。

するとすかさず、今度は長男がそれを指さして

「壊れたー!」

長男から高速のツッコミ、入りました(笑)。

そうだね。
ジイジだった骨が、落っこちて壊れちゃったね。


父を偲んでしんみりするはずのシーンなのに、
ウチの双子のせいで、ちょっと皆が笑って、なごんでしまいました(笑)。


やはり、ダイレクトに『骨を見る』というのは、
ジイジの死を受け止める為には究極の視覚支援になったのでしょう。
ただ、この方法はウチの双子にとっては非常に有効でしたが、
他のお子さんにとっては有効かどうか分かりません・・・。
むしろ知的に高い子にはトラウマになるのかも・・・とも思います。


でもとりあえず、ウチの場合
それまでは毎日毎日、「ジイジ、行く!」というのが口癖だったのに、
その日から、長男はピタリと「ジイジ、行く!」を言わなくなりました。

次男に至っては、葬儀から数日後、パニックを起こした時に一度だけ、
「ジイジ、行く!」と勢いで口にしましたが、
そこで私が「ジイジは・・・?」と問いかけたら、
パニック状態なのに一瞬考えて、
「ジイジ、死んだー!
 死んじゃったー! 
 ジイジは骨~!」
と言い直しました。

おぉ! すごい。

ジイジが死んでしまったこと。
君達にも、君達なりに、きちんと分かっているんだね。
この時、私はとても驚きました。


私は、二人のことを軽んじていたのかも知れないな、と反省しました。
重度知的障害のこの子達には、
ジイジの死が分からないじゃないかな・・・?と思っていたけれど
そうではありませんでした。

彼らは上手に口に出せないだけで、私が思うよりもたくさんのことを、
感じて、受け止める力が、実は有るのかも知れませんね。



今後も「どうせ知的重度なんだから分かるまい」と諦めるのではなく、
知的重度だからこそ、
なるべく分かりやすく、色んなことを体験させていくことが
ウチの子にとっては大事なのかなぁ。

今回の一連の出来事を通して、私はそんなことを考えさせられたのでした。


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私の更新のモチベーションがちょっぴりアップするかも知れません。(*^-^*)

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