大事な友達。自閉育児の同志。
2018/09/22 (Sat) 00:03
療育仲間の大事な友達が、
急に遠くに引っ越すことになってしまって、
それはそれは、とても寂しい気持ちになってしまっている私です。
しかしそれよりも何よりも、
カサンドラ症候群のドツボに陥っている彼女が、夫のせいで心身をがっちり病んでしまって、
心身共に身動きがとれなくなって、精神病院に緊急入院せざるをえなかったことが
今は何よりも残念で悲しい。
ううん。
入院した病院が内科だろうが精神科だろうが、今回、そこは正直どうでもいいの。
疲弊しきった彼女の命が守れるなら、入院先が何科であっても全然OKです!
ただ、ただね、
私よりも、軽く頭一つ分ほども小さくて、細くて小柄なか弱い彼女が、
今月だけでも、週に一度の点滴を受けずには暮らせなかったこと。
信じられないほどのストレスにまみれて暮らさなくてはならなくて、ついには心身を病んだ。
その涙が出そうに過酷な事実が、ただただ、残念で、悔しい。
彼女がまだ余力が有ってかろうじて元気な時に、周囲の人間が
彼女がもっと元気に暮らせるようにサポートしてあげられなかったことが、悔しい。
しかし、誰のものであっても、
その人の人生は、他の誰のものでもない、その人だけの人生。
この言葉を意味や重さを考えると、
他人の人生に一体どこまで積極的に関わって良いものか、いつも思い悩んでしまいます。
今回もこのことに思い悩みつつも、それでも
このまま弱りきった彼女をどこの支援にもつなげないままに
三連休に突入してしまうのがあまりにも不安過ぎたので、
私のお抱えCW?的なIさんや、代打のNさん(ブログには初登場)にも介入してもらい、
そこから、児相やら病院にも連携してもらい、なんとか事なきを得ました。
ひとまず、良かった。
今、がっちり病んで入院している彼女自身は、きっと覚えていないだろうな。
もう、かれこれ5年ぐらい前に、私と彼女が、療育園で初めて会った日のこと。
だって、私自身は
その時に自己紹介で自分が何を言ったかなんて大昔のこと、
もうちっとも覚えていないんだもの(笑)。
でも、不思議なことに、私は覚えている。
当時、ほとんど初対面の私達。
小柄で繊細な彼女は、みんなの前の自己紹介で、
「私は、本を読むのが好きです」と言いました。
「本を読んだり、一人で本屋さんに行くことが、何よりものストレス解消法です」って。
私、その時に初めて、物静かな彼女に対しての興味を持ったことを覚えています。
『あぁ、そうなのね。私もそうかも。そして、そういう人、私はとても好きだわ』って。
しかし、次の瞬間に思ったことは、
『ただ、自閉症で重度の知的障害で多動の息子を育てている私達にとっては、
本屋で好きな本を選ぶ、
たったそれだけの息抜きすら、日常ではほとんど不可能なことだけどね』って。
あの(私にとっては)衝撃的な出逢いから、もう5年。
たとえ、あなたが遠くに引っ越しても、
私は、ずーっと、友達だと思っているからね。
だから、
これからも、引っ越し先であなたのその細い肩に降り掛かるであろう色々なストレスに
どうかどうか、決して負けないでね。
遠くに引っ越したとしても、いつか
お互いにまた元気で、
私は生きて、あなたとは再会したいから。
「逃げることは恥であったとしても、生き抜く上では役に立つ」 ってね。
ドラマの逃げ恥でも、繰り返し言っていました。
劇中で星野源が「ハンガリーの諺」って言ってました。
だから今は、
慣れない病院に入院して、
外部と連絡をとれるスマホも取り上げられてしまい、きっとすごく不安だろうけれど、
私達は、あなたが心身ともに元気になってくれることを、
何よりも強く強く望んでいます。
逃げてもいい。生き延びれば。
本格的に、色々と動くのは心身を癒してから。
それから! で、全然いいのです。
あまり、詳らかには書けないけれど
療育園で一緒だった仲間は、みんなきっと、あなたの味方ですからね。
以下のいずれかのボタンを押して下さると、
私の更新のモチベーションがちょっぴりアップするかも知れません。(*^-^*)
いつも来て下さって、ありがとうございます。

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急に遠くに引っ越すことになってしまって、
それはそれは、とても寂しい気持ちになってしまっている私です。
しかしそれよりも何よりも、
カサンドラ症候群のドツボに陥っている彼女が、夫のせいで心身をがっちり病んでしまって、
心身共に身動きがとれなくなって、精神病院に緊急入院せざるをえなかったことが
今は何よりも残念で悲しい。
ううん。
入院した病院が内科だろうが精神科だろうが、今回、そこは正直どうでもいいの。
疲弊しきった彼女の命が守れるなら、入院先が何科であっても全然OKです!
ただ、ただね、
私よりも、軽く頭一つ分ほども小さくて、細くて小柄なか弱い彼女が、
今月だけでも、週に一度の点滴を受けずには暮らせなかったこと。
信じられないほどのストレスにまみれて暮らさなくてはならなくて、ついには心身を病んだ。
その涙が出そうに過酷な事実が、ただただ、残念で、悔しい。
彼女がまだ余力が有ってかろうじて元気な時に、周囲の人間が
彼女がもっと元気に暮らせるようにサポートしてあげられなかったことが、悔しい。
しかし、誰のものであっても、
その人の人生は、他の誰のものでもない、その人だけの人生。
この言葉を意味や重さを考えると、
他人の人生に一体どこまで積極的に関わって良いものか、いつも思い悩んでしまいます。
今回もこのことに思い悩みつつも、それでも
このまま弱りきった彼女をどこの支援にもつなげないままに
三連休に突入してしまうのがあまりにも不安過ぎたので、
私のお抱えCW?的なIさんや、代打のNさん(ブログには初登場)にも介入してもらい、
そこから、児相やら病院にも連携してもらい、なんとか事なきを得ました。
ひとまず、良かった。
今、がっちり病んで入院している彼女自身は、きっと覚えていないだろうな。
もう、かれこれ5年ぐらい前に、私と彼女が、療育園で初めて会った日のこと。
だって、私自身は
その時に自己紹介で自分が何を言ったかなんて大昔のこと、
もうちっとも覚えていないんだもの(笑)。
でも、不思議なことに、私は覚えている。
当時、ほとんど初対面の私達。
小柄で繊細な彼女は、みんなの前の自己紹介で、
「私は、本を読むのが好きです」と言いました。
「本を読んだり、一人で本屋さんに行くことが、何よりものストレス解消法です」って。
私、その時に初めて、物静かな彼女に対しての興味を持ったことを覚えています。
『あぁ、そうなのね。私もそうかも。そして、そういう人、私はとても好きだわ』って。
しかし、次の瞬間に思ったことは、
『ただ、自閉症で重度の知的障害で多動の息子を育てている私達にとっては、
本屋で好きな本を選ぶ、
たったそれだけの息抜きすら、日常ではほとんど不可能なことだけどね』って。
あの(私にとっては)衝撃的な出逢いから、もう5年。
たとえ、あなたが遠くに引っ越しても、
私は、ずーっと、友達だと思っているからね。
だから、
これからも、引っ越し先であなたのその細い肩に降り掛かるであろう色々なストレスに
どうかどうか、決して負けないでね。
遠くに引っ越したとしても、いつか
お互いにまた元気で、
私は生きて、あなたとは再会したいから。
「逃げることは恥であったとしても、生き抜く上では役に立つ」 ってね。
ドラマの逃げ恥でも、繰り返し言っていました。
劇中で星野源が「ハンガリーの諺」って言ってました。
だから今は、
慣れない病院に入院して、
外部と連絡をとれるスマホも取り上げられてしまい、きっとすごく不安だろうけれど、
私達は、あなたが心身ともに元気になってくれることを、
何よりも強く強く望んでいます。
逃げてもいい。生き延びれば。
本格的に、色々と動くのは心身を癒してから。
それから! で、全然いいのです。
あまり、詳らかには書けないけれど
療育園で一緒だった仲間は、みんなきっと、あなたの味方ですからね。
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テーマ: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) | ジャンル: 育児
コメント
大切な友達が苦しい思いをしているは本当に辛いですよね。
ハナさんの気持ちはきっとそのお友達にも届いてると思います。
お友達の回復を祈っています。
なおこさんへ
> 大切な友達が苦しい思いをしているは本当に辛いですよね。
> ハナさんの気持ちはきっとそのお友達にも届いてると思います。
> お友達の回復を祈っています。
ありがとうございます。
毎日毎日、入院している彼女のことを考えています。
どんな気持ちで居るのかな。
養育するのは超大変な息子さんだけど、
やっぱりそれでも、会いたいと思っているだろうな。
早く元気になってもらいたい気持ちでいっぱいです。
2018/09/24 (Mon) 22:17 | hana #- | URL | 編集