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福祉の地域格差

福祉サービス、という言葉が有るけれど、
この言葉を使うのには、実はちょっとだけ心理的抵抗がある私。

いや、実際ウチが受けているのは、

家庭内だとヘルパーさんによる家事援助、身体介護とか、
施設だとショートステイや放課後等デイサービス、
登校時に(週3回)付き添ってもらう移動支援などなど、
そりゃもうばっちり『福祉サービス』と呼ばれるものばかりなんだけど、
なんか、サービスって部分が・・・ちょっと・・・。

だって・・・
いつもサービスされてばかりで、大変心苦しく、申し訳ない我が家です・・・<(_ _)>


と、まぁ、言葉の印象のことはちょっと置いておいて。


数々の支援の手に支えられているおかげで、
なんとかかんとか、生活を送れている我が家なのですが、
この受けられる支援の手には、実はかなりの地域格差があるのだということを
わりと最近、知りました。

自治体によって、かなり様子が異なるんですね~!(@_@)


引っ越しをしてしまった自閉育児仲間が、
「引っ越したら、支援があれもこれも受けられなくなってしまったよ~!」
とビックリしていました。

また、このブログに寄せて下さるコメントの中にも、
「うちの辺りでは支援してくれるところが全然見つかりません」
というものが有ったりもします。

自治体の懐具合によって決まる、と言ってしまえば仕方がないのかも知れませんが
日本全国どこに住んでいたって、
障害児育児の抱える大変さは、ちっとも変わらないのにね。

税金を納めている先(居住地)がちょっと違うだけで、
受けられる支援の手が、全然違ってしまうのは苦しいですね。

こういうの、なんとかならないものだろうか?


と、考えていたらなんと!
同じ市内でも、役所の対応にかなりの差があることを聞き、また衝撃!でした。

ウチと同じ市内なのに~?!
なんでだろう?
ケースバイケース、ではあるのだと思うけども。

所得がちょっと多いご家庭だから?
いや、でもそんなので相殺しきれないぐらいに日々が大変なのに!
ヘタに所得が多いと所得制限に引っかかって、手当も出ないし、
オムツ代だってかかり続けて大変なのに!(代弁)


まぁ確かに、ウチは最初から「障害児が二人も居るから」ということで
かなり配慮されてきた、という事実は有るかも知れません。

今では役所の福祉課でも、ウチはすっかり有名で(苦笑)。

たま~に用事が有って福祉課に私が顔を出すと
『せっかくのこのチャンスを逃すか!』とばかりに、
職員さんが奥から、私が溜めている提出書類をたくさん持って
「今日はお時間ありますか? ハンコはお持ちですか?」って、
ずいずいとにじり寄って来られますし・・・(^-^;

いや、提出を急がなくても良い書類だから、つい溜めちゃうんですよね(言い訳)。


自治体にもよるけど、現場の役所の人にもよるのかも知れないな。
その昔、ウチに「ヘルパーさんを入れましょう!」と提案してくれた福祉課の職員さんは
わざわざ我が家に家庭訪問してくれて、当時の双子の様子と、家の間取りを見て
「キッチンから死角になる部分が多いから、危ないですね。
お子さんを見守るヘルパーさんが必要ですね」と言って、支給決定してくれました。


でも、
役所からすると、彼女のご家庭は
「お宅は障害児が一人なんだから、何とかなるでしょ?」ってコトなのかしら?

彼女の住んでる辺りが高齢者が多く住んでいて、
ヘルパーさんがものすごく不足しているからダメ、ってことなのかしら?

「たとえ障害児が一人でも、最重度だとめちゃ大変なのだ!
ウチの重度2人よりも、最重度一人はもっと大変なのだ!」
と、私が代わりに彼女の役所の人に言ってあげたいぐらい。


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