返事こそしないものの
口で言って頼めば、色々なお手伝いをやってくれます。
洗濯物が乾いて、たたんだハンカチを
「これ、お片付けしてきてー」と頼めば、無言でやってくれるし、
私が立ち上がるの面倒くさい時に、座ったまま
「あ、そこのママのピンクの筆箱、ちょっと取ってー」と頼めば、
これまた無言で取って、差し出してくれるし、
洗面所の電気を消し忘れたけど、消しに行くの面倒な時は
「洗面所、電気消してー」と頼めば、無言でほいほい消しに行ってくれます。
ほら、もともと彼らは多動だから、
お手伝いであっても動くことをちっとも厭わないのですな(笑)。
そして、決してお返事はしない・・・。
先日の朝、登校準備中にこんなシーンが有りました。
先月までは夫が行ける時には、付き添い登校に行ってましたが、
付き添い登校すら満足に出来ないということになり(怒)、関連過去記事→★
それからは一切、夫には小学校に行かせていません。
いいよね、夫が「出来ない」からってさ、
夫は、自分の役割りがどんどん減らしてもらえてさ。
そうして、こうやって奥さんの仕事ばーっかり増えていくんだわ。
愚痴っちゃった。
まぁ、それはもういいとして。
朝の忙しい時間に夫が在宅しているのならば、
せめて、双子を学校には連れて行けない分、
子供たちの朝の登校準備を夫に担当させています。
朝食を早く食べるように促す。
洗顔をさせる。
服を着替えさせる。
歯を磨く。 など。
その中にハンカチをポケットに入れさせる、というのも有るのですが
多分、おりこうさんな長男は
夫に言われる前に自分で、ハンカチをポケットに入れていたのでしょう。
夫は、長男の穿いているズボンの上からポケット辺りを触ったけれど、
そのハンカチに気づかず、
何度も「たいちゃん、ハンカチ持った? ハンカチ、ハンカチ!」と
しつこく連呼していました。
その時、私が長男の顔を見ると、ちょっとだけ眉をひそめて嫌な顔をしていました。
もしも長男が上手におしゃべり出来る子なら、
「何回も何回も、ハンカチハンカチ、うるさいなぁ!」とでも言ったでしょうね(苦笑)。
なおも夫が「たいちゃん、ハンカチ、持ってきて!」とうるさく言うと、
長男はやはり無言で、自分のポケットからハンカチを出して、
「ほら、僕、持ってるよ!」とでも言いたげに、夫に見せました。
そりゃあ、パパがしつこく言うのは嫌だろうけどさ(笑)、
「ハンカチ持った?」と何度も言うパパに、
たった一言、君が「うん」とか「持ってるよ」とか言えば良かったのに。
でもねー、それが言えないのが、君達の持つコミュニケーションの障害よね。
ママから見ると、お返事出来ないのって、とっても不思議だけども。
お返事って、出来たら結構便利なものなのよ?(*^-^*)
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テーマ: 発達障害(自閉症、アスペルガー、LD、ADHD、発達遅滞) | ジャンル: 育児
コメント
この話を読んで、バイリンガル環境で育っている二歳の子とそっくりだと思いました。
こちらの言うことはほぼ理解しているのですが、返事が出てこないのです。
本当にすべて無言でやります!
そして、なぜか「イヤ」は言えるのに「はい」と「うん」が言えないのです。
おそらくどちらの言語を話したらいいのか決めかねているのだと思いますが…。
突然のコメントすみません。
あまりにうちの子と似ていてびっくりしました。
コメントありがとうございます。
バイリンガル環境での子育て!
ちょっと憧れちゃいますけど、実際はきっといろいろ大変なことと思います。
ずいぶん昔、自閉育児仲間がご主人の海外赴任について行くことで、
「まだろくに日本語も解していない状態で、英語圏に連れていくなんて
発達のさらなる妨げになってしまうのでは・・・」と心配していたことを思い出しました。
結果として、全然問題なくお子さんは成長して帰国しました(*^-^*)
> そして、なぜか「イヤ」は言えるのに「はい」と「うん」が言えないのです。
> おそらくどちらの言語を話したらいいのか決めかねているのだと思いますが…。
おー、なるほど。
そうかもしれませんね!