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自閉っ子の記憶の不思議

自閉の子を育てていると色々なシーンにおいて、独特で不思議なことがたくさん有ります。
今回は特に記憶について書いておこうと思います。

次男は急に、ふと懐かしい人の名前を言います。
三歳の頃によくお世話してくれた、もう居ないデイのスタッフさんとか、
年少さんや年中さんだった時の担任の先生とか。
そのころは、まだ全然お話できない時代だったもんね~。
お話は出来なくても、人の名前はそんなにも覚えていたんだ!ってビックリ。

でも、担任の先生だったのに「森さん」とか「よっちゃん」とか言うあたり、生意気。
森先生、とか言え。

一番すごいなと思うのは、もう何年も前に三ヶ月間くらいバイトに来ていた、
デイのスタッフさんのことも覚えてるところ。
「熊沢さん、会いたい。辞めちゃったー」
熊沢さんがバイト辞めちゃってもう会えない、ということまで理解はしている模様。

どういう具合か、不意にこれらの懐かしい人たちの名前が、
次男の口をついて出てきて、驚かされること多し。
これについては、東田直樹さんも著書の中で説明してくれています。

普通の人たちの記憶は、こんなふうに線のように繋がっているのに対して、
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自閉症の人たちの記憶というのは、たくさんの点々状態で
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飛び飛びの点々状態の記憶は、昔のことでもつい昨日のことのように新鮮で、
私たちのように記憶の糸を手繰り寄せなくても、すぐに思い出せるようなのです。

しかし、ちょっと問題なのは、本人が思い出そうとしていなかったとしても
脳内から不意に出てきちゃうようなのですね。
新しい記憶も古い記憶も。
良いことも悪いことも。

ウチの双子を見ていてもそれは感じますね~。
なんつーか、すごく無駄に記憶力が良い(苦笑)。
脳みそ、独特!


だから、急にパニックを起こしている時の脳内でも、もしかしたら
過去の嫌な記憶がフラッシュバックしているのかも知れません。
いや、だからといって私、「じゃあ仕方ないよね~」とは全然思えないんですけども!

何かに取り憑かれているみたいな状態のパニックになっている自閉っ子に対して、
そんな優しい気持ちになんて、私は到底なれません・・・。
はぁ・・・。


だから、ただ、せいぜい私にできるのは、
彼らの日常の中で「嫌だった!」よりは「楽しかった~♡」と思えることを
なるべく多く体験させてあげたいな、と心がけること。

今は動物園にも水族館にもカラオケにも、連れて行ってあげられない窮屈な日々だけど。

だから今は、日常の中のささやかな「楽しかった♡」を探して、双子と共有しよう。
昨日行った、寝る前の短いお散歩、けっこう楽しかったみたい。
近所一周、10分ぐらい。その後、冷たいお水を飲んだだけ。
それでも長男は今朝、起きたら
「お散歩に行きました! お水、飲んだ! またお散歩、行こうねぇ」って。
楽しかったようで何よりです(*^-^*)

親には、そのぐらいしか出来ないよなぁ。



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