児童相談所の一時保護(7)

園長先生がお迎えに来てくださって、双子を追い出すように登園させたあと。

子供を一人預けることに決めたものの、
さて、どっちを預けよう・・・?と悩みました。

最近の問題行動が多いのは、長男。
最近の次男は主に脱走担当?です。
ということで、本来なら今回は長男を施設に預けるのがまぁ普通かと。

しかし折悪しく、この頃、長男はずーっと微熱が続いていて、
体調面の不安があったのと、
(後に、舌にまで口内炎が出来て、手足口病だった疑い濃厚)
施設側から「体調の安定していない子よりは、元気な子を」という希望があり、
今回、次男を預けることにしました。

次男、元気なばっかりに、とばっちりを食らいました。

療育園に登園させて、私は仕事に行き、
仕事が終わって帰ってきてから、数泊の幅をもたせた子供の荷造りをし、
複雑な思いを抱きつつ、園へ車を走らせました。


以下、複雑な胸のうちの一部。

私のキャパシティーが狭いだけなんじゃないのか?
私がもっと頑張れば、なんとかなるんじゃないのか?

いや、ちょっともう今は無理。
あそことあそこを工夫したら、もうちょっとなんとかなるかも。

そもそも、私なんかじゃあ、障害児の双子を育てるだなんて
土台、無理だったんじゃないか?

いや、二人が離れてみて、生活にどんな変化が生まれるかを
知ることができる、いい機会なんじゃないか?

でもその間、預けられる次男は寂しい思いをするんじゃないか?

いやいや、双子の相方には攻撃され、母には叱られまくる今よりも、
施設職員に可愛がってもらう方が案外幸せなんじゃないか?

説明したところで理由なんて理解できないだろうけど、
ワケもわからず施設に預けられるなんて、本人はきっと嫌だろう。

でも、次男は自閉のわりに愛想がよく、誰にでも甘え上手だから
きっと施設職員は可愛がってくれる。

あ、でもでも、
毎朝食べる大好きなレーズンとゆで卵or目玉焼き(卵焼きは×)は
きっと施設じゃあ食べさせてもらえないよね・・・・・・・。


などなど。




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児童相談所の一時保護(6)

双子を登園させる気力も無かった私を気遣って、
園長先生が我が家までお迎えに来て下さった時のこと。

「お母さん、しんどいよね。辛いよね。二人だもんね。
ちょっとの間でも、
双子のどっちかとでも、
子供と離れる時間を作ってみようか!?」
と提案された時のことです。

通園リュックに、手拭きタオルや口拭きタオル、
エプロンやスプーン・フォークなどの給食セットを
畳みもせずに乱暴に突っ込み、
(いつもはちゃんと畳んで入れてますよ)
双子を追い出すように、先生にお願いしました。

長男がふざけて、行き渋って玄関先で寝転んだので
私は
「ほら! 早く立って! 先生が待ってるでしょ。
ちょっと! いいかげんにしなさい!

もう!
顔も見たくないんだから、早く行って!
もう当分帰ってくるな!!!」と言って、園長先生に引き渡しました。


ここからは、夕方に園長先生に聞いた話。

あの子達は自分の気持ちを表現するのが苦手でしょう?
それなのにね、今朝、ママに家を追い出されて登園する時、
私とたいちゃんが手をつないで、園の車まで歩いたんだけど、
その時のあんなたいちゃん、初めて見たよ。

とぼとぼ歩きながら、半泣きで、切なそうに、
「おかぁさ~~ん、またね~~~」
「おかぁさ~~ん、またね~~~」
って何度も言って、自分の気持ちを表現していたよ。

たいちゃん、お母さんのこと大好きだもんね。
悲しかったね、って声をかけながら、登園しました。




えーと、先生。
いつもは私のことはママというので、
たぶん、それ、何かのセリフを覚えてて、
タイミング良く言っただけのような気がしますが・・・・・
それにしても、タイミングとしてはバッチリ。

園長先生に手を引かれながら、
半泣きで「おかぁさ~~ん、またね~~~」と繰り返すたいちゃんのことを想像して、
またちょっと泣きました。



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児童相談所の一時保護(5)

園長先生からの
「双子のどちらか一人だけでも(施設利用で)離れてみては」
というご提案。

実は初めてではありません。

児童相談所の一時保護ではなく、養護施設への長期入所も含めて
過去にも提案されたことがあります。

きっと、私がめちゃめちゃ大変そうに見えたんでしょうね・・・。
いや、いつも大抵、大変ではあるんですけど。

でも、その時は私、どうしてもそういうつもりになれなくて
「今はまだ大丈夫です」とお断りしてきました。


でも今回は、園長先生の言葉を聞いて、
「障害児が一人だったら、まだなんとかなるかな」
「お願いしてみようかな」という方向に私の心が動きました。


もちろん、
知的障害児の養護施設に行ったからって、
お利口になって帰ってくるわけではありません。

うちの夫はそこをちょっと勘違いしていて、やたらと
何かトラブルがあると「施設に行け」と言うんですけど。


施設に長期入所の子は、
やむを得ないご家庭の様々な事情があって、施設で生活をしてるんです。
障害児が居る家庭って、普通の家庭よりももっと色々あるんです・・・。
離婚率も高いし・・・。

それに対して
ショートと呼ばれる短期入所は、主に家族のレスパイト(休養)が多いかな。
それでもショートは、一か月とか二ヶ月前からの、完全予約制。


なので、今回のように急にどうにかしなくちゃならない場合は、
児童相談所を通して、「緊急の一時保護」ということになります。

これは通常のショートよりも、ちょっと大ごとになります。
児童相談所を通すわけですから、
好きな時に好きなタイミングで♪というワケにはいきません。

もしかして、家庭が子供の養育に不適と判断されたら
ずっと子供を返してもらえないかも知れません。

それでも、
今回は一人、預けることにしました。


一人を預けているその間に、
今よりも少しでも安全に、穏やかにみんなで暮らせるように、
私が何か対策とれるようにしたいなぁと思って。


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児童相談所の一時保護(4)

続きモノの(4)です。

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なんとか、長男の夜勤のイタズラの後片付けをして、
もうこんなに高い所に触って欲しくないモノを上げていても、ダメなんだ・・・と
絶望感にかられる私。

もし、そのうち、
「脚立を使えばどんな高い所でも手が届く」とか
「ハサミを使いたいけど・・・あ、こんなところ(システムキッチン)に
いいモノ(包丁)がある! これを使えば何でも切れるじゃん!!」とか、
そんなふうに知恵が回るようになったとしたら・・・?

そんな危険人物と、どうやったら一緒に暮らせる?

以前、義父に
「どうせいつかはこういう子達は施設に入るんだから」と言われたのが
ずっと心に引っかかっている私。

そりゃあ、ずっと先、最終的に私と夫が双子の面倒を見られなくなれば
施設入所できればいいとは思います。

でもできれば、なるべく長い間、息子達と一緒に暮らしたい!と私は思っています。

親の心、子知らず。
そんな私を嘲笑うかのように、それぞれが危険な問題行動を起こして
私の絶望感を誘う、息子達。


息子達を登園させる時間になっても、私が動けず。
子供達の前で、声を上げて泣いていた私。
(この時のことはちょっと面白かったので、
覚えていたら後日、記事にします)

もう登園時間の10時だったので
泣いたあとの私は、気力を振り絞って、園に電話して
「私の出勤ついでに、双子を直接登園させるので11時過ぎになりますー」と電話したら、

園長先生は
「どうしたの? 何かあった?
何の準備も要らないよ。子供達は身一つで登園できればいいから。
今からおうちまで迎えに行くよ」と。

そして自宅の玄関での、憔悴した私の様子を見た園長先生は

「お母さん、しんどいよね。辛いよね。二人だもんね。

ちょっとの間でも、
双子のどっちかとでも、
子供と離れる時間を作ってみようか!?」と提案されました。




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児童相談所の一時保護(3)

続きモノの(3)です。

そもそも事の発端は、7/2~3にかけての夜間。
いや、本当の事の発端は・・・もういつの何だかわかりませんが。

夜間というか明け方?の3時から、また双子の夜勤がありまして
次男の方は、わりとすぐに寝たんですが、長男が朝までずっと起きていて、

私と夫。
また、朝、起きてビックリ!!!

長男、先月に続いて、またまた、自分の後頭部を虎刈りにしてしまいました・・・。
今度はキッチンバサミではなく、裁ちバサミで極限まで短く。
もう、ハゲです、ハゲ。
ケガしなかったのが不思議。

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被害はそれだけではなく、まぁ、色々あったんですけれど・・・。


もちろん、
前回を教訓として、ハサミは「触ってほしくないカゴ」に入れてまして、
それはお薬類などと一緒に、高さ180cmの冷蔵庫の、てっぺんに置いてあったのです。
180cmの冷蔵庫の上って、『幼児の手の届かない場所』ですよね。そう思って。

でも、朝起きたら、
あちゃー!

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冷蔵庫の上。
それは、我が家でもう「一番高い場所」です。聖域です。サンクチュアリです。

それなのに、

冷蔵庫横のレンジ台によじ登って、冷蔵庫の上180cmの高さからカゴを降ろして、
長男は今回の犯行?に及んだわけです・・・。

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こんな、こんなに高いところでもダメなの・・・?
もう・・・君たちとは、安全に、一緒に暮らせる気が、しない・・・(涙)。

この冷蔵庫の上のカゴには、お薬類が入っていて、
その中には例の「コンサータ」も有り、袋やら錠剤の包装やらも
ハサミで切り刻まれていたので
『もしかして、誤飲もした!?』と焦って、残りの錠数を数えました。

お薬の誤飲は、セーフでした。
とりあえず、ほっと胸をなで下ろしました。


しかし、先月に続いて、
またも手のひらサイズの見苦しいハゲをこしらえた長男の頭を見ては、また涙・・・。




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